自作PCではお馴染みのNoctuaが卓上ファンを発売。価格は1.5万円からだが自作PCユーザーなら余ったNoctuaファンも使えるかも?
Noctuaと言うとベージュと茶色のPC用ファンを販売しているメーカーで、その性能と静粛性には定評がありますがそんなNoctuaが自作PC向けファンで培った技術を家庭用卓上ファンに展開した『Noctua Home』シリーズを発表しました。
Noctuaは2022年秋ごろに示したロードマップで卓上ファンを2023年第3四半期までに投入するロードマップを発表していましたが、当初の予定から2四半期ほど遅れながらも発売がされました。
この卓上ファンはNoctua Homeと呼ばれ、角度調整可能なマウント、整流するエアフローアンプ、電源アダプター、NF-A12x25 PWM 1200mmファンをセットにしたNV-FS1は米国で$99.90で販売される予定になっています。これは日本円では$=155円換算で役1.5万円超えで非常に高価な卓上ファンになっています。
ただし、NV-FS1に付属されている各パーツは単品での販売もされており、角度調整機構付きマウントは$40(6,200円)、エアフローアンプは$15(2,300円)でそれぞれ販売されているため自作PCを作る中で余ったNoctuaファンがあればこれらを購入すればNoctua製卓上ファンと同等の静粛性と冷却性能を得られることになります。(Noctua以外のファンでも12cmファンなら対応しているはず・・・)
このNV-FS1は2024年5月22日時点ではまだ発売はされていませんが、日本のアマゾンに掲載はされているため近い内に販売開始されるものと考えられます。また、角度調整機構付きマウントやエアフローアンプも掲載されているため、部品単体での購入も近い内に可能になると考えられます。
Amazonなどで販売されている安めの卓上ファンも12cmファンを活用したものが多く出ているのですが、Noctuaのハイパワーで静粛性の高いファンを使えるという意味で商品自体は魅力的ではあります。
ただ、価格がファン込みで1万円超えは高すぎるのが正直なところです。
自作PCユーザーであれば1台ぐらいNoctuaのファンが余っている人もいるかと思いますので、角度調整機構付きマウントやエアフローアンプなど個別に買って超高級卓上ファンを構築するというのも良いかもしれませんが、個別に買っても1万円近くするのでセットで買おうが、余っているファンを使おうがどのみち滅茶苦茶高い卓上ファンになります。
Noctua Home | Noctua
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