Intelが2024年もRaptor Lake RefreshのRefresh版を投入。Core 200Hと言う名称として登場
Intelは2024年にArrow LakeをCore Ultra Series 200として投入を予定していますが、併せてエントリー向けモデルとして投入が予定されているCore Series 200Hと言うモデルについて存在が明らかになりました。
中国のリーカーの金猪升级包氏によると、IntelのArrow LakeについてはCore Ultra Series 200と言う名称になる一方で、下位モデルのCore Series 200についてはRaptor Lake Hのリフレッシュモデルが採用され、Core Series 200Hと言う名称でラインアップされる予定とのことです。
IntelではRaptor Lake-Hを2023年に初めに投入し、当時は第13世代CPUとしてラインアップしていました。そのあと2023年下半期にはCore Series 100としてRaptor Lakeのリフレッシュ版が投入されていました。しかし、今回Core Series 200として再びRaptor Lake Refreshのリフレッシュ版と言う形で2回のリフレッシュを経た投入になると見られています。
競合のAMDでは最上位モデルには最新アーキテクチャーを採用する一方で、下位モデルには1世代前のアーキテクチャーを採用したモデルを投入するラインアップで、IntelもCore Ultra 200にArrow Lake採用時は下位モデルのCoreシリーズには旧世代のMeteor Lakeを採用するものと考えられていました。
しかし、Meteor Lakeについては製造コストが高く、下位モデルとしてラインアップできるほど安価な設定は困難であるため、苦肉の策としてRaptor Lake Refreshを2回リフレッシュし、Core 200Hシリーズとして投入を計画していると見られています。
なお、低消費電力PC向けのCore Series 200Uについては特に明言されていませんので、Core Series 200UについてはMeteor Lakeが採用される可能性も残されています。仮にそうなれば同じシリーズ内に異なるアーキテクチャーが混じるなどユーザーにとってはわかりにくいラインアップになることは間違いないです。
Intel Core Ultraについては最新のナンバリングであれば新しいアーキテクチャーを採用していると直感で分かるので良いのですが、下位のCoreシリーズについては同じSeries 200の中にRaptor Lake Refresh RefreshとMeteor Lakeが混じるなどユーザーフレンドリーなラインアップではないのは確かです。Intelがこのままわかりにくいラインアップで出すかは最後まで分かりませんが、仮にこのまま出ればノートパソコン向けCPUは混乱するユーザーが現れるのは必須と言えそうです・・・
金猪升级包 | Bilibili
補足情報
Intelは新しいラインアップ名としてCoreとCore Ultraシリーズを2023年から投入しています。このCore Series 200はArrow Lakeを搭載するCore Ultraの下位モデルとして位置づけられ、低コストノートパソコンなどを中心に採用される予定です。
製品ジャンル | メーカー | 製品名 | 発売予定時期 |
---|---|---|---|
CPU | Intel | Core Series 200 | 2024年秋以降 |
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もうAlder rake リフレッシュ リフレッシュ リフレッシュで草