NVIDIAがHDR非対応モニターでもHDR風にする『RTX Dynamic Vibrance』を公開

  • URLをコピーしました!
目次

NVIDIAがHDR非対応モニターも疑似的にHDRにする『RTX Dynamic Vibrance』を公開

NVIDIAではGeForce Experienceに旧Control Panelの機能を統合した新アプリを発表しましたが、このタイミングと同時にNVIDIAのAIを駆使した新機能が新たに公開されました。

この中で注目なのがNVIDIA RTX HDRとRTX Dynamic Vibranceと呼ばれる機能です。前者はAIを用いたフィルター機能でHDRに対応していないゲームに対して、HDRを効かせた様なフィルターをかけることでHDRを再現するものになっています。この機能によりHDRに対応しない古めのゲームでも画質の向上が図れます。

また、多くのユーザーに恩恵があるのがRTX Dynamic Vibranceと呼ばれる機能で、こちらは名前の通り画像の彩度を上げる機能なのですが、単純に彩度を上げるだけでは画像が劣化し、安っぽい絵になります。そのため、RTX Dynamic VibranceではAIを用いて画質劣化が少なく、自然な状態で彩度を上げることでHDRに対応していないモニターでも、疑似的にHDRを体感できるという機能になっています。

これら2つの機能は新しくなったGeForce Experence内蔵のオーバーレイ機能で設定の変更が可能になっていて、新たに登場したGeForce Game Ready Driver バージョン551.61で対応が行われます。

必要なシステム要件としてはAIを用いるため、Tensorコアが必要で、GeForce RTX 2000シリーズ以降のグラフィックカードとWindows 11が必要になります。

New GeForce Game Ready Driver For Nightingale With DLSS 3 and Reflex Also Unlocks AI Features In The New NVIDIA App Beta | GeForce News | NVIDIA

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。
プロフィールはこちら

コメント

コメントする

目次