1月17日に発売されたGeForce RTX 4070 SUPERはあまり売れず。一方でRadeonはRX 7900 XTXをさらに値下げ
NVIDIAでは2024年1月17日にGeForce RTX 4000 SUPERシリーズの中で、最も高い売れ行きが期待できるメインストリーム向けモデルのGeForce RTX 4070 SUPERを世界各国で発売しましたが、コストパフォーマンス的に向上が実感できるアメリカを中心に、想定より売れていない事態が起きているようです。
海外の量販店からの情報を入手したMoore’s Law is Deadによると、まずRTX 4070 SUPERの在庫状況としては去年登場したRTX 4070ほど豊富ではないとのことです。
全体的な評価としては在庫として極度に少ないという訳ではなく、売り切れなく販売をするには十分な在庫量であるとのことです。
ただ、在庫量以前に初回在庫以降の入荷分についてはメーカー希望小売価格を上回る卸売価格になることが明らかにされているため初回在庫に限定して価格が抑えられていたようです。
そんなRTX 4070 SUPERですが、発売初日の販売状況について各量販店の反応ですが、大手量販店(BestBuy)関係者によると売れ行きは非常に低調とのことです。RTX 4080ほど悪くはないが、想定を下回っているとのこと。また、売れるモデルはメーカー希望小売価格で売られているモデルのみで、それ以外はほとんど売れていない様子です。
北米でのほかの量販店ではRTX 4070 SUPERを買いに現れた人は居らず、問い合わせも受けていないとのこと。ただ、RTX 4080 SUPERについては数人ほど予約をしているもののこちらも全く伸びていないとのことです。
AIB関係者からの情報では、RTX 4070 SUPERの販売状況は悲惨とのことですが、AIBとしては予想通りとのこと。NVIDIAに対してはメーカー希望小売価格を上回る供給価格にせざるを得ないのですが、一方でNVIDIAはメーカー希望小売価格でFounders Editionをオンラインで売るというやり方には憤りを感じているというNVIDIAの対応に不満を示す意見もあるようです。
また、ほかの量販店でもRTX 4070 SUPERの販売状況は悪く、RTX 4080をも下回るケースもあるとのことであまり売れていないのは確かなようです。
1月17日 23:00発売|NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPERの予約在庫情報と仕様について
日本での販売状況も最も安い109,799円で売られているRTX 4070 SUPERでさえも在庫あり表示がされているため、あまり売れていないようです。
ちなみに、このサイトでRTX 4070 SUPERの発売前の在庫状況などを取り上げた記事はRTX 4070の時よりもアクセス数や検索流入も多く、期待度は高かったのですが実際に買う人の数はRTX 4070を少し上回る程度でした。
NVIDIAが公式サイトに表示していた86,000円での販売であれば爆売れだったはずだが、11万円近い価格であれば素直にRTX 4070 Tiとかを買ったほうが良いと思っちゃうので仕方ないと言えますね。
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