2024年のPC需要は拡大へ。AIが需要拡大のカギに

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2024年のPC需要は拡大へ。AIが需要拡大のカギになる模様

PCの需要については2020年に発生した新型コロナにて需要が先行で消費された結果、コンシューマー向けPCの需要は2022年頃から低下し、2023年も低調でした。しかし、AIなどに対応する新たなハードウェアが必要となる事から2024年以降はPC市場の需要は回復に向かう事が市場調査会社のCanalysの調査で明らかになりました。

Canalysによると、2024年までにAI機能を備えたPCの総出荷は19%に達する予定で、これにはNeural Engineを搭載するAppleのMシリーズSoCを搭載するMacの他、高度なAI機能を備えたWindows PCなども含まれるようです。特にWindowsについてはWindows 12が2024年夏ごろに登場が噂されている他、同OSに搭載されるCoPilotの動作には既存のノートPC向けCPUでは対応が不可能なレベルのハードウェア要求が行われるとも言われており、コンシューマー向けPCの需要を創出するとも考えられています。

実際に、IntelのCEOのPat GelsingerはメインストリームアプリケーションにAIに焦点を当てた機能が統合される事で(停滞している)市場の現状を変える事ができると考えを明らかにしています

実際に、IntelのCEOのPat GelsingerはメインストリームアプリケーションにAIに焦点を当てた機能が統合される事で(停滞している)市場の現状を変える事ができると考えを明らかにしています。また、ASUSではAI機能を強化したPCをIntelのイベントで展示し、AIベースのアシスタント機能やPCで生成AIなどが標準的に使用される状況が近い内に来る事を示唆しています。

Windows 12搭載のCoPilotには高度なAIハードウェアが必須に。既存のノートPCはほぼ全滅? (gazlog.com)

ちなみにWindows 12で追加されると言われているAI機能のCoPilotを利用するにはCPUとGPU合わせてPC全体で約45 TOPsの性能が必要と言われています。これはディスクリートGPUなどを備えるゲーミングノートPCなどであれば対応は可能ですが、CPU内蔵GPUのみを搭載するノートPCではこの要件を満足する事が難しく、場合によってはWindows 12の一部機能が利用できない可能性が出ており、この機能制約がPCの需要を創出すると言う予測になっているようです。

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この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
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コメント

コメント一覧 (1件)

  • 一般家庭にAIはまだ早いと思うけどな
    高いゲーミングPCが普及しないのと同じニッチな市場になると思う

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