NVIDIA GeForce RTX 3060 TiとRTX 3060が更に値下がり。RTX 3060 Tiは4.7万円、RTX 3060は3.9万円台に
NVIDIAでは2023年5月と6月にかけてGeForce RTX 4000シリーズのメインストリーム向けモデルであるGeForce RTX 4060とRTX 4060 Tiの2モデルの発売を行いました。
しかし、これらのモデルでは先代モデルに対して大幅な性能向上は無いまま価格が大幅な引き上げとなっておりコストパフォーマンスが大きく低下したモデルとなっている一方で先代モデルであるGeForce RTX 3060やRTX 3060 Tiなどは旧モデルという事で価格が過去最安値を記録しています。
GeForce RTX 3060 Tiは4.7万円台に値下がり。GDDR6Xモデルも5.2万円と安め
NVIDIAのGeForce RTX 3060 Tiは上位のRTX 3070に搭載されているGA104 GPUを搭載し、4864基のCUDAコアと、14 Gbpsで動作するGDDR6を8GB搭載し、バス幅は256-bitとなっており性能は比較的高いグラフィックスカードになっています。
このモデルについては後継モデルであるRTX 4060 Tiの登場に伴い旧モデル扱いであることや、グラフィックカードの需要が非常に高かった頃に大量に生産された事から在庫が多く、価格が右肩下がりと言う状態になっているようです。
MSI GeForce RTX 3060 Ti AERO ITX 8G OC LHR | Joshin webショップ 通販 |
2023年8月10日時点の価格はMSI製のRTX 3060 Ti AERO ITX 8GBが46,800円で販売されており、性能面で10%程度しか上回っていないRTX 4060 Tiが5,8万円で販売されている事を考えると、コストパフォーマンス的に非常にお買い得なモデルになっています。
このRTX 3060 Tiについては2023年5月頃に生産が終了されるというリーク情報が登場しているため、安値で販売されているモデルは在庫限りである可能性もあるため1080pや1440pに対応できるゲーミングPCを組みあ立てたい方は検討してみるのも良いかもしれません。
GeForce RTX 4060 TiとRTX 3060 Tiを50のゲームで性能比較した結果が登場。売れない理由が分かる結果に。
ちなみに、RTX 3060 TiについてはRTX 4060 Tiと比べると性能差は1080pで8%、1440pで5%程度となっていますので、1万円の価格差がある現状ではRTX 3060 Tiを買ってしまった方がお得と言えます。
GeForce RTX 3060 12GBは大台の4万円を切る価格に値下がり。最安値は3.9万円台に。
NVIDIAのGeForce RTX 3060は合計3584基のCUDAコアを備え、VRAMは上位モデルが12GBの192-bit接続、下位モデルは8GBの128-bit接続の2種類が発売されています。このRTX 3060については1080pでゲーミングを行うのに十分な性能に加え、特に12GBと言うVRAM容量が選べる点でも人気は高く、Steamハードウェアサーベイでは2位にランクインするとともに順調にシェアを伸ばしている人気モデルになっています。
そんなRTX 3060についても後継モデルとしてRTX 4060が発売された事などが影響し、大きな値下がりが見られるようになっています。
Palit製のGeForce RTX 3060 12GBについては価格は38,980円で販売が行われており、長らく下回っていなかった4万円をと言う価格を切る所まで値下がりしています。
また、他にもMSI製RTX 3060 VENTUS 2Xや玄人志向製RTX 3060についても39,980円で販売されるなど過去最安値に達しています。
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