Microsoft 365のWordには、最近のアプリでは多く取り入れられている『ダークモード』に対応していますが、もっとダークにするアップデートが近々実施される可能性が高いようです。
ダークモード・・・じゃない現行Wordのダークモード
Microsoft 365 (旧 Office 365)の一つのソフトであるWordですが、最新バージョンでは『ダークモード』が搭載されており、メニューなどがグレー基調のバックグラウンドに変更がされます。
ただ、メニュー画面や、背景はダークモードに変更はされるものの、画面の大部分を占める文章作成画面は真っ白です。そのため、夜に編集をすると、画面の明るさ設定を最低にしても、真っ暗な室内などでWordを開くとこの白い文章作成画面が眩しく感じられ、目に堪えるのが現実です。
そんなWordですが、Micorosoft 365製品のBeta版などが試せる『Office Insiders』のBeta Channelにこれら問題点を改善したWordが配布されているようです。
正式版での登場は未定なものの近い
今回の変更を見つけたのは、UbuntuのソフトウェアエンジニアのHayden Barnes氏です。彼のTwitterには最新のダークモードが搭載されたWordの画像が挙げられています。
Nice: Dark mode in Word now inverts the colors on your document too, not just the menus. In the @office 365 Insiders Beta Channel. pic.twitter.com/WY6w3y2J9V
— Hayden Barnes (@unixterminal) February 8, 2021
新しいダークモードでは、文章作成画面もグレー基調の背景に変更されており、文字は白で表示されるようになります。
現行バージョンではダークモードでも画面の大部分は依然として『真っ白』のため、冒頭で記載した通り使用環境によっては目に堪えます。しかし、この新しいダークモードであれば大部分は本当にダークに表示されるため、暗い室内などで仕事をしても、目に突き刺さるような白い画面に遭遇する事は少なくなりそうです。
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