空気を綺麗にするケースファンが登場。酸化チタン触媒とUV-LEDを搭載。

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パソコンの多くは稼働中は冷却のために大量の空気を吸気し、排気しますが、それと同時に吸った空気を綺麗にする一石二鳥なケースファンが登場しました。

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ヒドロキシルラジカルで空気を綺麗に

This $30 Case Fan Purifies Your PC with UV Lighting and High-Tech Filters | Tom’s Hardware

今回登場したファンはApexgaming製のAC-120Tiと呼ばれるモデルです。120mmのファンを搭載し、吸気側にはホコリの侵入を防ぐフィルター、排気側には酸化チタン(TiO2)をコーティングしたメッシュ状フィルターが搭載されています。この酸化チタンがコーティングされたフィルター側にはUV LEDが搭載されており、UVが照射されることでヒドロキシルラジカルを生成するとのことです。このヒドロキシルラジカルは水と反応して活性酸素種を生成する性質があり、非常に強い酸化力で化学薬品や最近などの分解力を発揮します。そのため、Apexgaming社によるとこれにより、臭いや細菌、カビなどを分解するとしています。また、UV-LEDが搭載されている事から通常の青色LEDより深い色味で発光するためゲーミングPCのライティングに良いかもしれません。

Apexgaming社によると、UV LEDは人間の目や肌に対する安全性認証を獲得しています。また、ヒドロキシルラジカルによる除菌力は95.56%に及ぶとしています。

このAC-120Tiは120mmx120mmx25mmとなっており、最大1000RPM、エアフローは34CFMで0.9mmH20となっています。最大限の殺菌効果を発揮するにはケース正面の吸気側に搭載する事を勧めています。

このAC-120Tiは$29.99でApexgamingの公式サイトで販売されています。なお、配送先にはアメリカおよび台湾しか選択できないため、欲しい方は輸入代行などを通じて入手する必要があります。

 

UV-LEDや酸化チタンコーティングされたフィルターなど空気を綺麗にするのに必要な装備は一通りついていますが、6畳ぐらいの部屋で120mmのケースファン1つ、2つでは雀の涙程度の効果しか得られない気はします。ただ、パソコンで作業をすると空気が綺麗になるという気持ちの面では少し良いかもしれません。

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この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
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