AMDの次世代Ryzenと見られているZen4アーキテクチャを採用したRyzenですが、そのモバイル版について少しだけ情報が出現しました。
モバイル向けZen4はRyzen 7000シリーズ。コードネームは”Phoenix”
AMDが2022年頃にリリースする予定のZen4アーキテクチャを採用したRyzenですが、定評のあるリーカーPatrick Schur氏によると、Zen4を搭載するRyzenのコードネームは”Phoenix”と呼ばれ、ソケットにはFP8と呼ばれる新しいものが採用されるとの事です。
Raphael / RPL / A60F00 / AM5
Phoenix / PHX / A70F00 / FP8— Patrick Schur (@patrickschur_) February 18, 2021
ソケットFP7は1代限りで終了。Zen4ではFP8でPCIe Gen5.0に対応か?
過去にリークされた情報では、モバイル向けRyzenで長らく採用されているソケットFP6は現行のCezanne(Ryzen 5000)を最後に、2021年リリース予定のRembrandt(Ryzen 6000)でソケットFP7へ変更される見込みとなっています。主な変更理由はDDR5への対応などが挙げられています。
しかし、Patrick Schur氏のリークによるとその次のモデルであるPhoenix(Ryzen 7000)ではソケットFP8が採用されるとされておりソケットFP7は1代限りで終了する事となります。この変更理由について明確な答えはありませんが、予測されるのはPCIe Gen5.0への対応なのでは無いかと考えられています。
AMDのデスクトップやモバイル向けCPUコードネームについて、今までは画家の名前で統一されていましたが、Zen4からは一転、Phoenix(不死鳥)と言う中二病っぽい名前になるようです。2022年の話でまだぼんやりとしか情報が無いので、CPU本体の事よりCPUのコードネームが次はどうなるのか気になりますね。それか、”Phoenix”はどの画家の名前をあてがうか決まっていないため仮の名前と言う可能性もありそうですが。
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