Windows 11のタスクバー配置が少し変更へ。左揃え時に天気アイコンが右に移動
MicrosoftではWindows 11からタスクバーの位置を基本は中央揃えに、そしてユーザーが選択した場合は従来通り左揃えに配置できるようにされています。この時に、指定した場所の天気を表示する天気ボタンは中央揃えの時は左に、左揃えにした際はスタートボタンの隣にと言う形で配置が行われていますが、最新のWindows Insider Betaチャンネルビルドにて、左揃え時には天気アイコンが右の方に移動し、システムトレイのすぐ左側に位置するようになりました。
この天気アイコンの位置はWindows 10と全く同じ配置になっています。この配置時に天気アイコンをクリックするとウィジェットは右側から飛び出す形になり、通知センターやCoPilotなどオーバーレイ系のUIはすべて右側から登場するという形に変更されることになります。
なぜこのような変更をしたかは明らかにされていませんが、現状のUIでは中央揃えにした際には天気のアイコンと共に気温など気象情報が表示できますが、左揃え時はアイコンの上に気温表示が被るなど若干見にくい表示になっています。また、天気アイコンでウィジェットを開いてしまうとスタートボタンと被りボタンを押せなくなるなどイライラするポイントにもなっているため、操作性向上も兼ねて右側に移動したと考えられます。
この変更が実際に2024年後半に登場予定の24H2バージョンに反映されるかはわかりませんが、現在のBetaビルドではボタンの大きさの割にアイコンが左寄せになっており違和感がある仕様になっていますが、本当に導入される際にはタブレットなどで面積を占有しすぎるため、もう少しボタンサイズが縮小すると見られています。
今回の天気アイコンの位置変更は左揃え時はウィジェットを右から出るようにすることでスタートボタンと被らないようにすることが主な目的と考えられるため、中央揃え時の状態ではウィジェットは左側、通知とCopilotは右側と言う形で何も変わらなさそうです。
ただ、あまりこういうUIのアイコン位置を変えないでほしいのと、そもそもこの天気アイコンやウィジェットをしっかり使ってる人がどれだけいるのかは個人的に疑問です。
The Windows 11 Taskbar is changing once more as Microsoft tries new location for the weather button | Windows Central
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