Windows 11でアプリ広告が通知として表示されるようになる
MicrosoftのWindows 11では、スタートメニューにおすすめアプリとしてOneDriveなど自社製品のプロモーションを行っていましたが、2024年4月以降はサードパーティーが開発したアプリもプロモーションとして表示されたり、検索ボックスを開くと半分がアプリのプロモーションに割かれたりと、買い切り型のOSにも関わらず広告が表示される状況になっています。さらに、Microsoftではこの広告をより過激にする見込みで、おすすめのアプリが右下の通知で表示されるようになっていることが確認されたようです。
Windows Latestによると、Microsoftの子会社であるActivision Blizzardが発売したCall of Duty Black Ops 6 秘蔵版(13,400円する最も高価なパッケージ)や、Microsoft 365とセットで組み込まれているMicrosoft Defenderアプリなどのアプリやゲームが「おすすめ」通知として表示されていることが確認されています。また、このおすすめ通知については「今すぐ購入」か「無視」の2択となっていますが、無視を押しても数日後に再度表示されるなど、ユーザーにとって煩わしい仕様になっているとのことです。
Microsoftとしては、Windows 11というエコシステムを活用して自社サービスのサブスクリプションや購入を通じて利益を拡大することを狙っていると考えられます。しかし、「1万円以上するBO6を買いませんか?」「1万円以上するMicrosoft 365に入りませんか?」と急に宣伝されても迷惑であり、お金を払って買い切り型のOSを購入しているユーザーにとって不愉快に感じるケースが多いと言えそうです。
そのため、Microsoftでは一応、この広告表示を無効化する方法も用意しています。『設定』→『個人用設定』→『スタート』の中にある『ヒント、ショートカット、新しいアプリなどのおすすめを表示します』からチェックを外すことで、このような「おすすめ」関連の表示を非表示にでき、アプリを急におすすめされることを防げます。
Microsoft is running ads for Black Ops 6, Defender, 365 on Windows 11 | Windows Latest
コメント
コメント一覧 (1件)
Windowsのこういうとこが嫌いでLinuxシステム構築したこともあったけど、出来ないゲーム多くて煩わしくてWindowsに戻ってきてしまった