Microsoftのデザイン部門責任者が、コントロールパネルの全設定をWindows 11の設定アプリへ移行する作業を進めていることを明らかにしました。ただし、互換性の確保を優先するため完了時期は未定とのことです。
コントロールパネルの全機能が設定アプリへ移行予定
Windows 11では設定アプリへの一本化が進められていますが、ネットワーク設定やプリンターのプロパティなど、現在でもコントロールパネルに遷移する場面が残っています。こうした中、MicrosoftでPartner Director of Designを務めるMarch Rogers氏がX上で、コントロールパネルの全設定を設定アプリへ移行する作業を進めていることを明らかにしました。
We're working our way through migrating all the old control panel controls into the modern Settings apps. We're doing it carefully because there are a lot of different network and printer devices & drivers we need to make sure we don't break in the process.
— March Rogers (@marchr) April 6, 2026
互換性確保が課題で完了時期は見えず
ただ、Rogers氏は移行がなかなか完了しない理由としては、ネットワークやプリンター関連のデバイスおよびドライバの互換性を壊さないようにする必要があることを挙げています。Windowsは数十年前のデバイスやドライバもサポートしており、デバイスマネージャーなどの管理ツールも依然としてコントロールパネル側に残っている状態です。こうした古いデバイスへの対応はmacOSであればレガシードライバのサポートを打ち切ることで解消できますが、Windowsは互換性の維持を重視する方針のため同じアプローチは取れず、移行が長期化する一因となっています。
コントロールパネルを巡ってはWindows 10の頃から設定アプリへの移行は段階的に進められてきました。しかし、10年以上経った現在も完了していないことを考えると、約40年の歴史を持つコントロールパネルが完全に廃止されるまでにはさらに数年単位の時間がかかる可能性があります。


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