Ryzen 9 9950X3D の動作クロックは5.7 GHzでTDPも170W。通常モデルと遜色ない性能に
AMDは2025年1月に開催されるCES 2025でRyzen 9000X3Dシリーズの上位モデルとしてRyzen 9 9950X3DとRyzen 9 9900X3Dを新たに発表予定ですが、今回この中で最上位モデルとして投入されるRyzen 9 9950X3Dのスペックに関するリーク情報が新たに登場しました。
先代のRyzen 9 7950X3Dでは3D V-Cacheを搭載するCCDと通常CCDの2つが搭載されており、この中で3D V-Cacheを備えるCCDは低い最高動作温度を満足するために、通常CCDに比べて動作クロックが抑えられていました。そのため、TDPも120Wに抑えられており、通常のRyzen 9 7950Xに対してマルチコア性能も5%ほど低くなっていました。
今回新たに登場するRyzen 9 9950X3Dでは先代のRyzen 9 7950X3Dで見られていた弱点は大きく克服される見込みで、リークされたCPU-Zの情報によるとTDPはRyzen 9 9950Xと同じく170Wに引き上げられています。また、3D V-Cacheを搭載するCore #0の情報ではCPU倍率が最大56.5倍と記載されており、動作クロックが最大5.65 GHzとRyzen 9 9950Xと同じになっています。
この動作クロックはRyzen 7 9800X3Dの最大5.2 GHzに対して9%近く高い動作クロックに設定されているため、実際にこの動作クロックで動作する場合、Ryzen 7 9800X3Dより高いゲーミング性能が期待できるほか、レンダリングなどマルチコアタスクもRyzen 9 9950Xと遜色がないなどハイエンドCPUとして様々なタスクで高い性能が期待できるCPUになっています。
Huang514613 | X (Twitter)
コメント
コメント一覧 (2件)
これが本当だとすると9950Xの優位性って何になるのか?
発売日か?それとも価格か?
ベンチマークが喉から手が出るほど見たい