Ryzen 9 9950X3D の正規品が11万円台まで値下がり。定価から10%下落
AMDが2025年3月に発売したRyzen 9 9950X3Dは16コアの最上位モデルかつゲーミング性能や処理性能全般が先代のRyzen 9 7950X3Dに対して大きく向上していることから発売当初は品薄が続いていました。しかし、AMDが2024年終わりごろから3D V-Cache搭載CCDの増産を決めたことから2025年5月頃からはRyzen 7 9800X3Dと共にRyzen 9 9950X3Dの在庫も戻り始め、価格も定価を若干下回る価格での販売が行われていました。
しかし、2025年6月に入っても値下がりは続いており、遂に節目でもある12万円を下回る価格でRyzen 9 9950X3Dが販売されるようになってきています。
Ryzen 9 9950X3D は発売時は132,800円で販売されていましたが、供給が安定し始めた5月終わり頃からはジワジワと値下がりが実施され、6月中旬頃では正規代理店品を取り扱う量販店では125,000円台での販売が行われていました。しかし、2025年6月25日からソフマップやドスパラが値下げを実施し、遂に12万円を下回る、118,980円で販売が行われています。この価格は定価に対して約10%の値下がりであり、お得になっています。
Ryzen 9 9950X3D含む、3D V-Cacheを搭載する製品は発売当初は人気だったこともあり、Ryzen 7 9800X3Dに至っては発売後に2回の値下げが行われていました。しかし、今は為替レートが安定していることや、製品が行き渡ったことを背景に、需要が下がっていると見られており、これにより人気のRyzen 9 9950X3DやRyzen 7 9800X3Dも大幅な値下がりが行われていると見られています。
なお、AMDのRyzen 9 9950X3DやRyzen 7 9800X3Dなど上位モデルについては2026年以降に発売されるZen 6アーキテクチャー登場まで後継モデルは出ないと見られているため今から購入しても1年以上は新製品は出ないと見られているため、もし性能重視でゲーミングPCの構成などを考えている人はこの機会にRyzen 9000X3Dシリーズの購入に踏み切っても良いかもしれません。
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