Ryzen 7 9800X3D が日本で再び値上げ。円安と競合不在で発売時から7000円値上げ。

  • URLをコピーしました!
目次

Ryzen 7 9800X3D が日本で再び値上げ。円安と競合不在で発売時から7000円値上げ。

AMDが国内で2024年11月15日に発売したRyzen 7 9800X3Dは高いゲーミング性能から非常に高い人気を維持しており、発売から既に2か月が経過していますが、多くの量販店では在庫切れを起こしており購入することは全くできない状態になっています。ただ、そんな高い人気が原因なのか、正規代理店品を販売している量販店では発売1か月の12月上旬に発売当初設定された86,800円から88,800円へ値上げを行っています。

しかし、正規代理店品を販売している量販店に関して1月20日から93,800円にまで値上げされていることが明らかになりました。この価格は前回の値上げに対してさらに5000円の値上げになっており、発売当初からは合計7000円値上がりしたことになります。

この値上げについては前回の値上げと同じくAMDの日本法人は何も発表を行っておらず、理由は明らかにされていませんが、今回の値上げについては為替レートの変動に加え、競合不在による販売戦略に起因するものと推察されています。

為替レートはRyzen 7 9800X3D発売された当時は$=152~154円で、1回目の値上げが行われた12月上旬は発売時よりも円高に進んでいました。しかし、2025年12月中旬以降は$=158円台にまで円安が進んでおり、今回のRyzen 7 9800X3Dの値上げ幅と円安の進行度合いに相関がみられます。ただ、AMDが為替に準じて値上げを自由に行える理由としては競合の不在が大きな要因と考えられ、特にライバル視されていたIntel Core Ultra 9 285Kについては性能改善を行うBIOSも不発に終わっている状態で今後も為替レートが円安方向に振れればそのまま販売価格に転嫁され、円高に振れても入荷待ちが続いている限りは値下げは行われない状態が続くと考えられます。

ちなみに、Ryzen 7 9800X3DについてはAMD側も生産を増やしていることを明言しているものの、本格的に改善されるのは2025年中旬になることを明らかにしています。そのため、日本でゴールデンウィーク明けになるまでは9万円を超える価格で購入を強いられることになるかもしれません。

ソース
スクロールできます
ショップ名TSUKUMOArkソフマップドスパラ
Ryzen 7 9800X3DRyzen 7 9800X
Ryzen 7 9800XRyzen 7 9800X
(特設サイト)
Ryzen 7 9800X
(特設サイト)
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。
プロフィールはこちら

目次