Ryzen 7 9800X3D は11月7日発売。Ryzen 7 7800X3Dより値上がりへ
AMDは現行のRyzen 7 7800X3Dの後継モデルにあたるRyzen 7 9800X3Dを2024年10月25日に発表すると言われていますが、この後継モデルの登場に備えてかRyzen 7 7800X3Dの在庫は世界各国で消え始めると同時に、販売価格も定価の2倍に迫る価格にまで高騰しています。
そんなRyzen 7 9800X3Dですが、新たに登場したリーク情報によると、同CPUは2024年10月25日に発表され、11月7日に発売される予定です。しかし、販売価格が現行のRyzen 7 7800X3Dほどコストパフォーマンスが良いモデルにはならず、値上げされる可能性が高いことが明らかになりました。
— Hoang Anh Phu (@AnhPhuH) October 15, 2024
過去にRyzenシリーズの発売時期や仕様などのリークを度々しているHoang Anh Phu氏はRyzen 7 9800X3Dの発売日について『セブンイレブン』つまり2024年11月7日(木)に発売することを明らかにしています。
日本ではAMDの新製品は金曜日または土曜日に登場する傾向があるため、Ryzen 7 9800X3Dについては2024年11月9日(土)に発売される公算が大きいと言えそうです。
合わせて中国の掲示板、Chiphellに掲載されたリーク情報によるとRyzen 7 9800X3Dの動作クロックはかなり高くなるとのことで、全コア動作時では最大5.2 GHzとRyzen 7 7800X3Dのシングルコア動作時の動作クロックを上回ると見られています。ただ、販売価格についてはまだ確定はしていないものの、決して安くはならないと忠告しており、現行のRyzen 7 7800X3Dの価格を確実に上回ると考えられます。
現行のRyzen 7000X3Dシリーズは通常モデルに比べて+$50、日本では5000円高価な価格設定にされていましたが、この時はライバルのIntelもゲーミング性能が比較的高いRaptor Lake CPUを発売するなど競合が存在する状態でした。
しかし、Ryzen 9000X3Dのライバルに当たるIntel Arrow Lake-Sは電力効率の大幅向上が行われているものの、ゲーミング性能に焦点を当てたモデルにはなっておらず、ゲーミング性能が最も高いCPUはRyzen 9000X3Dになることが確実視されています。
そのため、価格設定においてはRyzen 9000に対して+$100程度高価な設定にしても競争力があると言え、Ryzen 7 9800X3Dが$459程度で販売される可能性があります。日本では為替レートの関係から$=165+税込みで83,800円ぐらいの価格を想定しておいた方がいいかもしれません。実際に、現行のRyzen 7 7800X3Dは発売時の価格である71,800円を超えるような価格で販売され始めていることから、Ryzen 7 9800X3Dについても強気な価格は維持されるものと考えられます。
Hoang Anh Phu | X (Twitter)
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[CPU] 98X3D 10月25发布,11月第一周上架 | Chiphell
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