AMDがRyzen 5 7600X3Dを9月上旬に発売へ。初のAM5向けX3D廉価モデル

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AMDがRyzen 5 7600X3Dを9月上旬に発売へ。初のAM5向けX3D廉価モデル

AMDではゲーミング性能を高めた3D V-Cache搭載CPUをソケットAM5向けでは2023年から発売していますが、現時点では最廉価モデルがRyzen 7 7800X3Dと言う事で価格は6.5万円ほどで性能は高いものの、普及帯とは言えない価格設定になっています。そのため、手ごろなゲーミングPCなどを構成する場合にはIntel CPUが選ばれる傾向にあり、ユーザーもAMDから廉価なAM5対応の3D V-Cache搭載CPUの登場が期待されていました。そんなAMDですが、まもなくソケットAM5向けに待望のエントリー向け3D V-Cache搭載CPUを市場投入する計画であることが明らかになりました。

このソケットAM5向けに3D V-Cacheを搭載するエントリーCPUはRyzen 5 7600X3Dと命名される予定で、Ryzen 7 7800X3Dと同じく単一のCCDを備える事で96MBのL3キャッシュを備える可能性が高いと言えます。一方で、Ryzen 5であるため、CPUコア数は通常のRyzen 5 7600と同じく6コア構成に減る予定で、これによりL2キャッシュは6MBとなりCPU全体では102MBのキャッシュ容量を持つCPUになると見られています。

このRyzen 5 7600X3Dについては2024年9月上旬に発売される予定であるとのことで、同じタイミングで噂されていたRyzen 5 5500X3DなどソケットAM4向けに3D V-Cache搭載CPUが投入される可能性もありそうです。

価格は現時点では明らかにされていませんが、海外ではベースとなるRyzen 7 7700Xが$399に対して、3D V-Cache化されたRyzen 7 7800X3Dが$449で販売されています。そのため、Ryzen 5 7600X3Dに関しては$199で販売されているRyzen 5 7600Xに対して+$50の$249程度で販売される可能性がありそうです。

日本での販売価格に関しては円安など不確定要素が多いのですが、Ryzen 9000シリーズで見られている$=180円と言うレートの場合、$249で発売されるのであれば4.5万円程度になると考えられますが、仮に日本で5万円、海外で$300を切る価格帯での販売であれば高いゲーミング性能と相まって非常に人気度の高いCPUになる可能性があります。

なお、AMDでは2024年9月にRyzen 5 7600X3Dを投入しますが、2024年10月ごろにはRyzen 9000X3Dシリーズも投入される可能性がありますので、2024年末にかけてソケットAM5向けに多くの3D V-Cache製品が登場する事が期待されています。

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