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AMD Radeon RX 7700 XTのベンチマーク情報登場。RTX 4070やRX 6800に迫る性能に。

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AMD Radeon RX 7700 XTの3DMarkベンチマーク情報登場。Radeon RX 6800 やGeForce RTX 4070に迫る性能を発揮へ

AMDではGamescom2023のイベントにてアッパーミドルレンジ帯となるRadeon RX 7700 XTの発表を行いました。このRX 7700 XTにはRDNA 3アーキテクチャを採用するNavi 32 GPUの下位版を搭載。Compute Unitは54基、Stream Processorsは3456基を内蔵し、VRAMには18Gbpsで動作する12GBのGDDR6を192-bitで接続し、帯域幅は432GB/s、Infinity Cacheは48MB搭載しています。消費電力としては245Wと少々高めですが、AMDとしてはNVIDIAのGeForce RTX 4060 Ti 16GB版を念頭に置いたモデルになっています。

そんな、Radeon RX 7700 XTは2023年9月6日に発売されますが、ひと足先に3Dmark TimeSpyベンチマークにおけるスコア情報に関するリーク情報が登場しました。

RX 7700 XTの情報はGPU-Zのスクリーンショットと共に明らかにされており、3DMark TimeSpyのグラフィックススコアは17000pt程度になるとのことです。

GPU-ZではRX 7700 XTの動作クロックはベースが2171 MHz、ブーストが2544 MHzとされておりリファレンスのベース2.1 GHz、ブースト2.4 GHzに対して若干高められたオーバークロックモデルになっています。

17000ptというスコアを他のグラフィックスカードと比べると、RX 7700 XTの先代モデルであるRX 6700 XTに対しては36%向上しており、ライバルとして意識しているRTX 4060 Tiに対しては26%上回る性能と高いパフォーマンスを発揮しています。さらに、先代のハイエンドモデルであるRX 6800に対しては3%優れ、RTX 4070に対しては4.2%劣るレベルにまで迫るなど価格帯が上のモデルに対しても張り合えるだけの性能を叩き出しています。

Radeon RX 7700 XTについては価格は北米では$449とされており、日本では発売時には7万円を超える価格になると考えられています。現在、RTX 4060 Tiが5万円後半で販売されている事を考えると若干高価ですが、性能が8万円中頃で販売されているRTX 4070に迫るのであればレイトレーシングなどにあまり興味がないユーザーはRX 7700 XTは最適な選択肢になるかもしれません。また、発売時の価格が7万円超えですが、発売から少し経てば6万円に入る可能性もあるため、最新世代グラフィックスカードとしては久しくコストパフォーマンスに優れるモデルになりそうです。

この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
自作PC歴は10年以上、加えて経済やマーケティングなどの知識もあるため、これらを組み合わせて高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。
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