GeForce RTX 5090 と RTX 5080 搭載のAcer製PCの価格が一時掲載される。価格は日本円で最大約90万円に
NVIDIAは2025年1月開催のCES 2025でGeForce RTX 5000シリーズの内、最上位モデルとなるGeForce RTX 5090とハイエンドモデルのRTX 5080の発表を行うと言われていますが、これらモデルの登場を前に同グラフィックスカードを搭載する予定のAcerのゲーミングPC、Predator Orin 7000がドイツの量販店に価格付きでフライング掲載されました。
価格含めた情報が掲載されたのはドイツのOtte.deというサイトで、グラフィックスカードにGeForce RTX 5090を搭載するほか、CPUにはCore Ultra 9 285K、128GBのDDR5、そして2TBのストレージを搭載したモデルになっています。このモデルについては19%のVAT込みで€5999と掲載されており、税抜きでも€5041になります。これは、日本円換算だと税抜きで約82万円、税込みだと約90万円になります。
GeForce RTX 5080を搭載するモデルではCPUがCore Ultra 7 265Kで32GBのDDR5メモリ、そして1TBのストレージでVAT込みで€3500、税抜きだと€3361という価格で掲載されています。この価格は日本円では税抜き約55万円、税込みだと約60万円という価格になります。
この2つのモデルの間には日本円で約27万円の差がありますが、CPUやメモリ、ストレージの構成に違いがあり正確にRTX 5090とRTX 5080の間にどれだけの価格差があるのか確認することは困難になっています。ただ、DDR5 128GBと32GBの間には8万円程度、Core Ultra 9と7の間には4万円の差があることを考えても依然として15万円ほど差額があるため、RTX 5090とRTX 5080の間には15万円程度の価格差があると考えられそうです。
RTX 5090では21,760基のCUDAコアを搭載し、512-bitのバス幅で接続される28GbpsのGDDR7を32GB搭載するバケモノ級のスペックで、RTX 4090に比べてもコストに直結するGPUダイサイズも22%巨大化しています。そのため、リークではアメリカでの販売価格が$1900程度になると言われており、日本円換算だと約36万円程度になると言われています。
一方で、RTX 5080については10,752基のCUDAコアと30Gbpsで動作するGDDR7を256-bitで16GB搭載するなど現行モデルに対してCUDAコア以外ではほぼ変わらない構成になっており、RTX 5090が36万円に対して15万円引くとRTX 5080は21万円になる可能性があり、この価格はRTX 4080の発売時価格に近くハイエンドモデルとしては妥当な金額設定になると言えそうです。
Retailer lists €5999 GeForce RTX 5090 and €3499 RTX 5080 Acer Gaming PCs ahead of launch | Videocardz
コメント
コメント一覧 (1件)
>>Predator Orin 7000がドイツの量販店に価格付きでフライング掲載されました。
脱字がある
Orin→Orion
掲載されている画像をみるとわかるけど、オリオン座のOrion(ギリシャ神話の登場人物)が命名元だね。
Orinだと別の意味になる。