ノートPC向け RTX 5090 は256-bitで24GBのGDDR7搭載。RTX 5080も近く24GB化される可能性も
NVIDIAは1月6日(現地時間)に予定されているCES 2025内での基調講演でデスクトップ向けおよびノートPC向けにGeForce RTX 5000シリーズの発表を行いますが、この中でノートPC向け最上位モデルにあたるGeForce RTX 5090についてコンシューマ向けGPUとしては初めて3GBモジュールのGDDR7を採用したモデルになることがリークで明らかになりました。
ノートPC向けRTX 5090はGPUコアにはGB203 GPUを採用し、バス幅は256-bitで今までのリークでは16GBのGDDR7を搭載すると言われていました。しかし、Weiboで活動するリーカーの金猪升级包氏によるとノートPC向けRTX 5090にはコンシューマ向けでは史上初の3GBモジュールGDDR7を採用し、これにより合計容量を24GBに拡大するとのことです。
このノートPC向けRTX 5090のGPUはデスクトップ向けRTX 5080やRTX 5070 Tiと同じで、バス幅も両者ともに256-bitに設定されています。そのため、この3GBモジュールをノートPC向けに採用するとなれば近い将来、デスクトップ向けRTX 5000シリーズにもこの3GBモジュールを採用したモデルが投入される可能性が高いと言えます。
NVIDIA GeForce RTX 5080には24GB版が後ほど投入される予定
実際に、2024年9月終わりごろのリークではデスクトップ向けRTX 5080に3GBモジュール採用し、VRAM容量を16GBから24GBに拡大したRTX 5080が後ほど投入されるとリークされているため、NVIDIAは一部のハイエンドモデルでは上位モデルとしてこの3GBモジュールを採用した各種モデルを投入する可能性が高いと言えそうです。
また、この3GBモジュールは特にバス幅が限られているミドルレンジ以下のモデルに採用されることが期待されています。特に、現時点では128-bitのバス幅しかなく8GBのVRAM容量になる見込みのRTX 5060で採用されればVRAM容量は12GBへ拡大し、商品力も大きく強化されることに繋がるため、NVIDIAがRTX 5060などミドルレンジモデルでもこの3GBモジュールを採用するのかなど、今後の動向に注目が集まりそうです。
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