4月16日 22:00発売|NVIDIA GeForce RTX 5060 Ti 16GB版の予約在庫情報と仕様について

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RTX 5060 Ti 16GB版の予約・在庫情報(仕様情報はスクロールしてください)

最安値モデルは玄人志向のGG-RTX5060Ti-E16GB/OC/DFで85,800円

次点でZOTAC GAMING GeForce RTX 5060 Ti 16GB Twin Edge OCで86,800円

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なお、4月16日時点で発売されているのはRTX 5060 Ti 16GBモデルのみで、8GBモデルは来週以降に発売されると見られています。

GeForce RTX 4060 TiをGDDR7化したようなGeForce RTX 5060 Ti 16GB

NVIDIAのGeForce RTX 5060 TiはGeForce RTX 5000シリーズとして初めて投入されるミドルレンジモデルで、GPUにはGB206 GPUを採用し、CUDAコアは4608コア備え、動作クロックは最大2.57 GHzで動作し、TDPは180Wになっています。これは先代のRTX 4060 Tiに対してはコア数が6%増、動作クロックはほぼ据え置きとあまり強化されていません。

しかし、メモリーは大幅強化が図られており、128-bitのバス幅は同じですが、メモリーが28Gbps動作のGDDR7を搭載し、帯域幅はRTX 4060 Tiから1.6倍拡大された448 GB/sになっています。

なお、NVIDIAはRTX 5060 Tiには16GB版に加え、8GB版も同時発売することを明らかにしています。しかし、発売日の4月16日時点では16GB版しか出荷されておらず、8GB版は来週以降に出荷されることを明らかにするなどペーパーローンチ状態になっています。

性能はRTX 4060 Tiから15~20%向上。ただしコストパフォーマンスは微妙?

GeForce RTX 5060 Ti 16GBはRTX 4060 TiからCUDAコアが6%しか増えていませんが、帯域幅の大幅拡大やBlackwellアーキテクチャー化によりゲーミング性能自体はそこそこ向上しています。

Hardware Unboxedのレビューによると、GeForce RTX 5060 Tiは先代のRTX 4060 Tiに対して、1440p解像度においては平均15%の性能向上が記録されているほか、4K解像度では20%とより高い向上幅が期待できるとのことです。ただ、RTX 5060 Tiの性能的に4Kでの出力は快適とは言えずナンセンスであるため、15%の性能向上が実使用環境で見られる向上率になるとのことです。

ちなみに、先代モデルの中で上位クラスにあたるGeForce RTX 4070に対してRTX 5060 Tiは10%劣る性能であるため立ち位置的にはRTX 4060 Ti SUPERクラスと言えそうです。

レイトレーシングでもRTX 5060 Tiの性能向上率は変わらずで、RTX 4060 Tiに対して1440pでは14%の向上が確認できるとのことです。ただ、レイトレーシングでは帯域幅の拡大やBlackwellアーキテクチャー化によりRTX 4070を超える性能を獲得できているため、レイトレーシング重視なユーザーであれば満足できるグラフィクスカードと言えそうです。ちなみに、4K解像度ではRTX 4060 Tiに対して17%の性能向上が記録できているほか、RTX 4070 Tiをも超える性能を記録しています。これは448 GB/sと言う帯域幅の恩恵とも言えるのですが、そもそもフレームレートが30FPSを下回っているため、性能は高いと言えますが実際に使えるものにはなりません。

消費電力に関してRTX 5060 TiはRTX 4060 Tiより15%~20%高い性能であるのですが、消費電力がそのままRTX 4060 Tiに対して16%高い状況になっているため、ワットパフォーマンスと言う観点ではほとんど進化が見られません。

GPU1FPSあたりのコストFPS販売価格
GeForce RTX 5060 Ti
(実売最安値)
1129円7685,800円
GeForce RTX 4060 Ti 16GB(最安値)1058円6669,800円

販売価格はGeForce RTX 5060 Ti 16GBの最安値モデルは85,800円で販売されている一方で、RTX 4060 Ti 16GBは在庫があった1月終わりまでは69,800円で販売されていました。そのため、コストパフォーマンスで言うと、RTX

コストパフォーマンスに関しては、GeForce RTX 5060 Tiの最安値は85,800円で販売されている一方で、RTX 4060 Ti 16GBは在庫があった1月終わりまでは69,800円で販売されていました。そのため、コストパフォーマンスと言う観点ではRTX 5060 Tiは先代モデルに対して7%近く割高と言えます。ただ、現状RTX 4060 Ti 16GBモデルは販売されていないため、このクラスのグラフィックスカードが欲しい場合はRTX 5060 Ti 16GBしか買えないのですが、割高であることは認識する必要があり、すぐに手を出すかも考えた方がいいかもしれません。

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この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
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