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NVIDIAの中国向け『GeForce RTX 4090 D』は2023年12月28日発売予定。性能は抑制されているが、価格は通常版と変わらず

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NVIDIA GeForce RTX 4090 Dが中国で2023年12月28日発売で計画されている模様

NVIDIAのコンシューマー向け最上位グラフィックカードであるGeForce RTX 4090については高いゲーミング性能である事に加え、高速なGDDR6Xを24GB搭載しているという事で生成AI用途においても高い性能を有していますが、アメリカ政府はこのグラフィックカードについて中国向けに輸出を規制する対象に加え、2023年11月より出荷が出来なくなっています。

そのため、NVIDIAではこの輸出規制を回避した中国専用のGeForce RTX 4090であるGeForce RTX 4090 Dの投入を計画していますが、このモデルの発売日が明らかになりました。

据可靠消息,英伟达GeForce RTX 4090 D的发布时间,将定于北京时间2023年12月28日晚上10点。

英伟达RTX 4090 D将于本月28日晚上10点发布 - 超能网 (expreview.com)

中国のExperviewによると、GeForce RTX 4090 Dは北京時間で2023年12月28日10時から発売が開始されるとのことで、価格は現行のGeForce RTX 4090と同じく12,999人民元、日本円では26万円程度での販売が予定されています。

このGeForce RTX 4090 Dでは輸出規制に対応という事で性能が落とされており、CUDAコア数はRTX 4090の16384基を下回り、RTX 4080 Tiで計画されている10,240基は上回るという事で恐らく12000基前後に収まると考えられています。また、性能を制約するという意味でオーバークロックには非対応になっています。

なお、メモリー関係は通常版と変わらずGDDR6Xを24GB搭載し、メモリー帯域幅も1 TB/s程度を維持しているようです。

GeForce RTX 4090については輸出規制前に中国向けにパレット単位で輸出されていたとも言われており日本含め海外で大幅な値上げが見られています。しかし、この中国向けRTX 4090 Dが登場すれば多少はこの値上がりも緩和するかもしれません。

この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
自作PC歴は10年以上、加えて経済やマーケティングなどの知識もあるため、これらを組み合わせて高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。
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