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NVIDIA GeForce RTX 4090のGeekbenchベンチマーク出現。性能はRTX 3090 Tiより1.6倍

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NVIDIAでは2022年10月12日に次世代GPUであるGeForce RTX 4000シリーズの最上位モデル、GeForce RTX 4090の発売を予定してますが、今回このRTX 4090のCUDA性能を計測するGeekbenchベンチマークのスコアが出現しました。

目次

最上位GPU、NVIDIA GeForce RTX 4090

NVIDIAはGTC2022の最終日に当たる2022年9月20日(日本時間9月21日)にAda Lovelaceアーキテクチャーを採用するGeForce RTX 4000シリーズの発表を行いました。

このGeForce RTX 4000シリーズでは最上位モデルのGeForce RTX 4090ではTSMC 5nm (TSMC N4)で製造されるAD102 GPUを搭載し、CUDAコアには16384コア、Tensorコアは512コア搭載し、VRAMには21Gbpsで動作するGDDR6Xが24GB搭載し、バス幅は384-bitで接続されます。

このRTX 4090についてはNVIDIAは発表会にてRTX 3090 Tiに対して2から4倍高速と発表していますが、今回このRTX 4090のCUDA性能を計測したGeekbenchベンチマーク結果が出現しました。

CUDA性能はRTX 3090 Tiより1.6倍高速に

GeForce RTX 4090を用いて計測されたGeekbenchのCUDAテストはCPUにはAMD Ryzen 9 7950Xを搭載し、OSはWindows 11で行われています。

RTX 4090自体は最大2.58 GHzで動作しており、定格設定での動作クロックとなっています。

GeForce RTX 4090のCUDAスコアとしては417713ptを記録しています。

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RTX 3000シリーズ最上位モデルのRTX 3090 Tiでは260346ptを記録していたため、今回のRTX 4090では約1.6倍高い性能を記録しています。また、性能的にはサーバー・データセンター向けに用いられるNVIDIA A100 GPUに対しても1.6倍近いスコアを叩き出しています。

RTX 3090と比べると1.75倍、RTX 3080 Tiと比べると1.77倍とほぼ2倍近い性能を記録しています。

なお、今回のCUDAベンチマークはクリエイティブ用途、例えば3DCGレンダリングの時間短縮などには繋がりますが、ゲーミング時の性能と完全にリンクしないところもあるため、ゲーミング性能に関する評価はまだこれからと言えそうです。

 

NVIDIA GeForce RTX 4090については10752基のCUDAコアを搭載していたRTX 3090 Tiに比べてコア数が1.5倍になっており、動作クロックも1.8 GHzから1.3倍近くに向上していますが、スコアとしては1.6倍とコア数や動作クロックの割に伸びていないようにも見えます。特にNVIDIAでは2〜4倍の性能向上を謳っていることを考えると、ちょっとハードルを上げすぎたためか、期待ハズレ感さえもあります。(発表会で盛っているのは知っていますが・・・)

ただ、今回のはCUDAベンチマークであり、ゲーミング時の性能とは100%リンクしませんのでゲーミング時の性能がどれだけ伸びるのか期待がかかります。

 

 

 

この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
自作PC歴は10年以上、加えて経済やマーケティングなどの知識もあるため、これらを組み合わせて高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。
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