NVIDIA GeForce RTX 4080とRTX 4070の仕様が判明。RTX 4070は160-bit幅に

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2022年秋頃に発売が予定されているNVIDIAのGeForce RTX 4000シリーズですが、今回ハイエンドモデルのGeForce RTX 4080とアッパーミドルレンジのGeForce RTX 4070に関する仕様情報が出現しました。

目次

秋発売予定のGeForce RTX 4000シリーズ

NVIDIAでは2022年秋頃からGeForce RTX 4000シリーズの内、RTX 4090、RTX 4080、RTX 4070の発売を予定しています。

この中で最上位モデルであるGeForce RTX 4090については仕様がある程度判明しており、CUDAコアが16384基搭載し、VRAMが24GbpsのGDDR6Xを24GBを384-bitバス幅で接続されると言われています。

GeForce RTX 4080とRTX 4070については情報は何も出ていない状況が続いていましたが、今回この2モデルのコア数やVRAM仕様、そして消費電力に関する情報が明らかになりました。

GeForce RTX 4080はCUDAコア10240基搭載。RTX 4070は7168基でバス幅は160-bitに縮小

 

Kopite7kimi氏からGeForce RTX 4090を始め、RTX 4080、RTX 4070の3モデルに関する情報が出現しています。

GeForce RTX 4090については既に出ている情報から仕様に変更は入っていません。

RTX 4080については今回、初めて仕様情報が出現しており、AD103-300 GPUを採用し、CUDAコアは10240基、VRAMはGDDR6を採用し、容量16GBで、速度、バス幅はそれぞれ18Gbps、256-bit幅でTDPについては420W程度になると見込まれています。

RTX 4070に関する情報も今回初登場で、AD104-275 GPUを採用、CUDAコアは7168基でVRAMはGDDR6を10GB搭載、速度とバス幅はそれぞれ18Gbpsで160-bitとなります。また、TDPについては300Wになるとのことです。

価格については、kopite7kimi氏は『定価が下がることには期待するな!(DO NOT expect a lower MSRP)』と最後に書いているため、定価については現行のRTX 3090やRTX 3080、RTX 3070から大きく変わらない見込みのようです。

 

 

GeForce RTX 4080とRTX 4070は多くのユーザーが期待しているグラフィックスカードですが、仕様面についてはRTX 4080は現行のRTX 3080に対してはCUDAコア数が約18%増でRTX 3080 Ti並みに増え、RTX 4070については現行のRTX 3070に対しては約22%も増えており、動作クロックの向上やアーキテクチャーの改善効果を含めるとRTX 4070でもRTX 3090 Tiを超えるような性能も期待できそうです。

RTX 4080ではGDDR6XからGDDR6になり、バス幅は320-bitから256-bitに、RTX 4070ではバス幅が256-bitから160-bitと大幅に減らされており、4Kなど高解像度時のパフォーマンスが気になる所ですが、この点についてはRTX 4000シリーズではGPUのL2キャッシュが6倍に増やされているため、AMDのRadeon RX 6000シリーズに搭載されているInfinity Cacheのように、少ないバス幅でも高い帯域幅を持てるように設計されているようです。

関連記事:NVIDIA GeForce RTX 4000の発売日が後退? RTX 4090が10月、RTX 4080が11月などに

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