NVIDIA GeForce RTX 4080とRTX 4070 Tiが生産終了。出荷も完了?
NVIDIAでは2022年末にGeForce RTX 4080、そして2023年初めにGeForce RTX 4070 Tiの発売を行いましたが、2024年1月に登場するGeForce RTX 4080 SuperやRTX 4070 Ti Superの投入に伴い冒頭の2モデルについて既に生産終了となり、最終ロットの出荷も完了しているようです。
提示信息 – 博板堂 – Powered by Discuz! (boardchannels.com.cn)
NVIDIA announces official discontinuation of production of two RTX series GPUs
According to relatively accurate information, several NVIDIA RTX40 series GPUs have entered the discontinuation stage, and the follow-up is only to digest the inventory cutoff, mainly involving two GPU series NV that have stopped mass production.
NVIDIA has stopped mass production of RTX4080/4070TI series GPU models. The last distribution of goods in the 2023Q4 quarter has ended. Each AIC brand has digested its own inventory and is waiting for the arrival of subsequent new products.
via Chinese Board Channels
中国の博板堂(ChineseBoardChannels)に記載されたAIB関係者からの情報によるとNVIDIAのGeForce RTX 4080とRTX 4070 Tiの量産ラインは既に閉鎖され生産が終了となっているとのことです。また、RTX 4080とRTX 4070 Tiの最終ロットの出荷についても既に完了しており、各社AIBではこれら2つのグラフィックカードについては在庫限りとなり、後継製品の発売に向けて準備をしているとのことです。
このRTX 4080とRTX 4070 Tiについては元々はRTX 4080シリーズの16GB版と12GB版と言うラインアップで発売される予定でしたが、『モデル名が同じなのに性能が違いすぎる』と批判を喰らいRTX 4080とRTX 4070 Tiに分けられる格好になっています。また、発売当初はこれら2つのモデルは価格が高く人気があまりありませんでした。しかし、発売から数ヶ月経過したとでは価格が下落し、そこそこ売れるモデルにはなっています。
NVIDIA GeForce RTX 4080 Super、RTX 4070 Ti Super、RTX 4070 Superの詳細仕様が明らかに
NVIDIA GeForce RTX 4000 Superシリーズの価格はほぼ据え置き。AI需要の低下を見越しての動き?
ただ、2024年1月にはGeForce RTX 4080に対してCUDAコアが10,240基に増えたRTX 4080 Superが投入され、RTX 4070 Tiの後継としてはCUDAコアが8448基になり、VRAMも256-bitの16GBに増えたRTX 4070 Ti Superの投入が予定されており、価格も現行モデルに対して据え置きになるとも言われています。
そのため、直近でGeForce RTX 4080やRTX 4070 Tiの購入を検討している人はRTX 4080 SuperやRTX 4070 Ti Superの価格や、逆にRTX 4080やRTX 4070 Tiの値下がりなども期待できるため、これら新モデルの登場を待ってから購入に踏み切った方が良いかもしれません。
コメント