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NVIDIA GeForce RTX 4060 Tiの16GB版が7月登場。RTX 4060も7月発売へ

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NVIDIAでは2023年5月末頃にGeForce RTX 4000シリーズのメインストリーム向けモデルであるGeForce RTX 4060 Tiを発売する予定ですが、6月や7月にかけてRTX 4060 TiのVRAM増量版やRTX 4060などが続々と投入される事が明らかになりました。

目次

GeForce RTX 4060 Tiに16GBモデルが存在し7月発売。RTX 4060は6月に発売へ

NVIDIAではGeForce RTX 4000シリーズの内、より販売台数が稼げるメインストリーム向けモデルであるGeForce RTX 4060シリーズの発売を計画しています。この内、上位版となるRTX 4060 Tiについては2023年5月に開催されるComputex 2023に近い日程で発表が行われ、5月末までの発売が計画されていると言われていますが、どうやら他にもRTX 4060(無印)やRTX 4060 TiのVRAMを倍増したバージョンなども準備されるようです。

MEGAsizeGPU氏によると、NVIDIAではRTX 4060 Ti 8GBの他に、RTX 4060と、今回新たに判明したRTX 4060 Ti 16GB版について5月に発表を行うとの事です。

GeForce RTX 4060 TiについてはAD106 GPUを搭載し、CUDAコアは4352基とRTX 3060 Tiに比べると10%前後減らされており、VRAM関係ではGDDR6を搭載するもののバス幅はたったの128-bitとなり帯域幅も360 GB/sから288 GB/sに減るなど前世代のRTX 3060 Tiと比べると仕様面ではかなり劣るような仕様になっています。

極めつけが8GBのVRAM容量となっておりRTX 3060 Tiに対して大きく劣る仕様も相まって発表前から期待値が非常に低いグラフィックスカードになっています。

そのため、NVIDIAとしてはVRAM容量不足を払拭するために16GB版を投入するものと見られています。この16GB版についてはRTX 4060 Ti 8GB版と同じく4枚のメモリーモジュールで実現しようとすると1枚辺り4GBのGDDR6メモリーモジュールが必要となります。ただ、過去にNVIDIAがコンシューマーで4GBのメモリーモジュールを採用した例はあまり聞いた事がないため、メモリーモジュールを8枚搭載する事で16GBを実現する可能性があります。もし、そうなればバス幅も256-bitと仕様面でボトルネックとなりそうな要素は消えますので価格以外は期待が出来そうなグラフィックスカードとなりそうです。

GeForce RTX 4060 Tiより下位モデルになるRTX 4060については発売日が明確に決まっていない事が過去にリークされた資料では記載されていましたが、発表自体は5月のRTX 4060 Tiシリーズと同時に行われるようです。

各モデルの発売日に関してはRTX 4060 Ti 8GB版は5月末までに行われ、続いてRTX 4060とRTX 4060 Ti 16GB版が7月に登場する予定になっているようです。

16GBのRTX 4060 Tiについては256-bit仕様になればかなり魅力的に見えるのですが、あとは価格ですね。これで8万円とか言われると一気に買う気失せるのですが、RTX 4000シリーズを見ている限りこのような価格設定が行われてもあまり不思議では無いですね。。。


この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
自作PC歴は10年以上、加えて経済やマーケティングなどの知識もあるため、これらを組み合わせて高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。
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コメント

コメント一覧 (5件)

  • 8GB版が4万、16GB版が5万とかじゃないと売れんぞ真面目に

    • 16G 5万×1.3で6.5万が為替考慮での心理的デッドラインかなー
      と、思うんだよね

    • まあ、ベンチ結果次第で。
      明確に3060Tiを超えてこないと
      買わなくていいやってなるからな。
      スペック明らかにしょぼいもんなあ

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