NVIDIA GeForce RTX 3080 Tiに関する噂は過去に何度も出ており、GeForce RTX 3090とVRAM以外は同等スペックになるという噂もありましたがどうやらGeForce RTX 3080 Tiに搭載されるはずだったGA102-250 GPUを搭載したGeForce RTX 3090が出現しているようです。
GeForce RTX 3080 TiになるはずがRTX 3090に搭載
GA102-250-GPU der GeForce RTX 3080 Ti aufgetaucht – Hardwareluxx
GeForce RTX 3080 Tiに関する噂はRTX 3000シリーズが発売された2020年9月頃からずっと出ており、最新の情報では5月にもリリースされる予定となっています。そんなGeForce RTX 3080 Tiですが、過去に噂で登場したGA102-250と呼ばれるGPUを搭載して登場すると言われていましたが、そのGA102-250が搭載されたGeForce RTX 3090が出現しているようです。
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取り消し線+修正刻印でGeForce RTX 3090へ昇格
GA102-250が搭載されたGPUはHardwareluxxのユーザーが掲示板に投稿した事で発見されました。
ここで投稿されたGPUはGeForce RTX 3090で通常はGA102-300と呼ばれるGPUが搭載されます。しかし、このユーザー入手したGPUにはGA102-250と言う刻印に取り消し線が引かれており、その下にGA102-300と書かれているやや特殊なGPUが搭載されています。
NVIDIAからこの件について何も発表はありませんが、ハイエンドGPUの製造は世界的な半導体不足やその他原因(ASUSによると歩留り不良)で製造困難を極めていると考えられています。そのため、NVIDIAではGeForce RTX 3080 Tiに搭載される予定だったGA102-250をGeForce RTX 3090に搭載されているGA102-300へ格上げ、転用する措置を取ったとの事です。一方で、元々計画されていたGeForce RTX 3080 Tiに搭載されるGPUはGA102-225に改められ、仕様を少し見直して5月に登場する事になった模様です。(4回目の延期)
実際にVideocardzでは独自のソースからこの件について情報を入手しており、「すべてのGA102-250 GPUについてはGA102-300へ刻印が変更され、GeForce RTX 3090に搭載されるようになる」との事です。
ちなみに、Hardwarelaxxに投稿されているGPUは製造が20年の第49週、つまり2020年11月30から12月6日までの間に製造されており、時期的にはGeForce RTX 3080 TiがCES2021(2021年1月)にて発表されると言われていた頃に作られたモノになっています。
今回、GA102-250を消して、新たにGA102-300の刻印を追加する措置が取られていますが、同等性や品質などどのように担保しているのかなどそんなに簡単に出来るモノなのか興味深いです。特にNVIDIAのGPUでは『e1』と書かれた車両認証で使用される刻印も付けられているため、そう簡単には変えられないような気もするのですが、その辺は詳しい人が居たら教えてください。
どちらにせよ、GeForce RTX 3080 Tiの登場するまでまだまだ時間がかかりそうというのは良くわかりました・・・
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