RTX3080のものと思われるクロック速度とVRAM容量が出現しました。
また、12ピン電源コネクター搭載の噂がある『RTX3090』ですが、NVIDIAのレファレンスボードであるFounders Editionではこの12ピン電源が搭載されるそうです。また、12ピン電源についても解説します。
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RTX3080のクロック周波数とVRAM容量が判明
RTX3080のものと思われるベンチマークが出現し、その中でクロック周波数とVRAM容量と速度が判明しました。
クロック周波数は最大2.1GHz、メモリー速度は4.750MHzで約19Gbps。VRAM容量は10GBとされています。
ただし、実際に発売される製品でのクロック周波数は2.1GHzよりは低くなる見込みで、約1.7GHz程度になると見込まれています。
ちなみに、ベンチマーク結果は初期のドライバーのためあまり良い成績ではなく参考にはならないと見られています。
RTX3090 Founders Editionには12ピン電源搭載。カスタムカードは8ピン電源を3つ?
NVIDIA関係者によると、RTX3000シリーズの上位機種で設定されるFounders Editionでは今までに無い12ピン電源が搭載されると話しています。
一方で、ZOTACやASUSなど各GPUカードメーカーがカスタマイズして発売するモノに関しては、8ピン電源を搭載するものの、以前リークされた基盤写真と同様に8ピン電源を3つ接続する必要があるとの事です。
NVIDIAの独自規格。12ピン電源とは?
RTX3000シリーズの話題で挙がる『12ピン電源』ですが、これはNVIDIAが考案したものであり、PCI-SIGやIntelなどと協力して作られた規格ではないようです。
この『12ピン電源』では、仕様上、最大600Wを供給できる能力を持つとされており、既存の6ピンを2本繋いで12ピンと言う使い方は不可能なようです。
この新しい規格を作った理由ですが、8ピン2本をまとめて1本にした方がユーザーにとっては取り回しがしやすいからのようです。
供給方法 | 最大供給電力 |
6ピン電源 | 75W |
8ピン電源 | 225W |
12ピン電源 | 600W |
一方で、NVIDIAとしては電源ユニットの交換を強いれば顧客を失うと考えているのか、RTX3090など12ピンが必要な製品では8ピン電源を2つを繋いで12ピンへ変換するアダプターをFounders Editionなどには同封すると見られています。
また、モジュール式の電源ユニットでは、メーカーから12ピン電源用のケーブルが発売される可能性もあり、今後発売されるハイエンド向け電源ユニットではこの12ピン電源も標準搭載されるものと見られています。そのため、過去にHaswell CPUが発売した時のように12ピン電源搭載で即電源ユニット買い換えと言う事は避けられそうです。
コメント
コメント一覧 (2件)
これも基盤じゃなくて、基板ですね。
後ほど修正させていただきます。ご指摘ありがとうございます。