GALAXが中国でのGeForce RTX 3000および4000シリーズの販売価格を改定へ。RTX 4080は2.2万円ほど安価に
ここ最近のグラフィックスカードの市況については本体価格の高騰やインフレ、そして需要の多くが2020年から2021年にかけて先喰いされた事で2023年現在の需要は大きく落ち込んでいます。特に、NVIDIAが2022年末から発売を開始しているRTX 4000シリーズに関しては最上位モデルのRTX 4090は高い販売台数を記録しましたが、RTX 4080やRTX 4070、RTX 4060 Tiなど本来であればメインストリーム向けに近づき、高い販売台数が期待されるモデルで悲惨な販売状況となるなど販売に苦戦している様子が漏れ伝わっていますが、どうやらNVIDIAやAIBはこの状況に耐えかねてついにRTX 4000シリーズのほかにRTX 3000シリーズについても値下げを行う可能性が出てきているようです。
GeForce RTX 3000とRTX 4000シリーズの値下げについては中国の半導体関連のリーク情報を扱うBoardChannelsに投稿されており、投稿内容によるとGALAXが6月よりRTX 3000とRTX 4000シリーズについて値下げを実施する予定とのことです。この値下げでは最大1000元、日本円で約2万円となるようです。
この値下げによりGeForce RTX 4080については最大額である1000元、日本円で2万円の値下げがすべてのモデルに適用される予定で、他にもRTX 3060は250元、日本円で約5000円、RTX 4070については200元、日本円で約4000円の値下げが行われるとのことです。
値下げはハイエンドやメインストリーム向けのみならず、エントリーモデルにも適用されるようで、RTX 3050についても140元、日本円で約3000円の値下げが行われるなどほぼすべてのグラフィックスカードで行われる事が明らかにされています。
このほかのモデルについては『暫定的に』価格改定は実施されないとのことですが、今後の販売状況に応じて変わるとのことです。
この値下げについては中国のGALAXのみならず他のAIBも同等レベルの値下げが予定されているとのことです。そのため、近いうちにこの値下げが中国のみならず日本や北米、欧州などにも展開されていく可能性があるようです。
なお、現時点の情報は流通段階の価格とのことですので、実際に量販店でこれらのグラフィックスカードが値下げされて販売されるまでには数週間待つ必要が出てくると言えます。ただ、日本では為替の影響もあるため、値下げ幅については中国ほど大きく値下げされない可能性もありますが、GW中のセールなど一通り終わっているため、お盆休みをターゲットにしたセールなどを狙うついでにグラフィックスカードの購入は少し待ってみるのもいいかもしれません。
コメント
コメント一覧 (1件)
「夜景死に水」
意味?ググれば何でも解ると思うなよ。
イノベーションションを働かせてインスピレーションを信じるんだ
アグレッシブ且つ優雅に。時にダイナミックでありながらも繊細に
そして思い出すんだ!「今は時期が悪いオジサン」の言葉を・・・・