3月16日から予約開始され、3月30日から発売が開始される、Intelの第11世代デスクトップ向けCoreシリーズであるRocket Lake-Sですがアメリカの量販店Milwaukeepcで一時的にRocket Lake-Sの価格が掲載されました。
Rocket Lake-Sの予約販売価格が掲載される
Intelの第11世代デスクトップ向けCoreシリーズであるRocket Lake-Sでは2015年に発売されたSkylakeアーキテクチャー以来、5年ぶりの新アーキテクチャを採用し高いIPCが期待されるCPUとなっています。
そんなRocket Lake-Sについて、アメリカのパソコンパーツを販売する量販店、MilwaukeePCで予約販売価格が掲載されました。
モデル名 | コア/スレッド | 価格(ドル) | 価格(1$=108円) |
Core i9-11900K | 8C /16T | $599.99 | ¥64,799 |
Core i9-11900KF | 8C /16T | $579.99 | ¥62,639 |
Core i9-11900 | 8C /16T | $509.99 | ¥55,079 |
Core i9-11900F | 8C /16T | $479.99 | ¥51,839 |
Core i7-11700K | 8C /16T | $484.99 | ¥52,379 |
Core i7-11700KF | 8C /16T | $454.99 | ¥49,139 |
Core i7-11700 | 8C /16T | $389.99 | ¥42,119 |
Core i7-11700F | 8C /16T | $359.99 | ¥38,879 |
Core i5-11600K | 6C /12T | $309.99 | ¥33,479 |
Core i5-11600KF | 6C /12T | $279.99 | ¥30,239 |
Core i5-11600 | 6C /12T | $264.99 | ¥28,619 |
Core i5-11500 | 6C /12T | $234.99 | ¥25,379 |
Core i5-11400 | 6C /12T | $214.99 | ¥23,219 |
Core i5-11400F | 6C /12T | $179.99 | ¥19,439 |
公式リリース前に掲載される価格は全体的に価格が割高となる傾向にあるため、実際に販売される価格は今回掲載されたものより安くなる可能性はあります。特にCore i7-11700Kは$484.99となっていますが、Core i7-10700Kに対して約100ドル高い価格で掲載されている事からその可能性は高いと考えられます。ただ、昨今の半導体不足の影響で価格が値上がりしてしまっているという可能性も捨てきれません。
今回、価格が判明したRocket Lake-Sですが、予約は3月16日(日本では3月17日)開始ですが、予約開始日の時点ではレビューなどは解禁されていません。レビューなど実際の性能がお目にかかれるのは発売日でもある3月30日(日本では3月30日23時)となっています。
IntelのCPUについては、半導体不足の影響を大きく受けている様子はあまりなく、探せば在庫は十分ある状態です。(Ryzen 5000シリーズの状態が異常なのかもしれませんが)。ただ、Intel製 CPUについても、半導体の製造に必要な材料や輸送コストの値上げについては回避できないと考えられるため、今回掲載された価格のように前世代より全体的に値上げ傾向になる事は十分考えられます。また、初期出荷以降の状況も読めないためどうしてもRocket Lake-Sに早く買い替えたいという人はレビュー結果などを待つことなく予約してしまった方が幸せになれるかもしれません。
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