Intel Raptor Lake CPUを使うと警告文が表示されるゲームが登場
Intelの第13世代Raptor Lakeおよび第14世代Raptor Lake Refreshに関して、高すぎる電圧によりCPUが不安定化し、Unreal Engine 5を使用するゲームでマップをロードする際などにゲームが落ちる不具合が発生しています。この問題は一部のゲーム開発者にとって大きな悩みとなっています。これに対し、Raptor Lake系CPUの不具合について、一部のゲーム開発者はゲーム内に専用のポップアップ警告を導入していることが明らかになりました。
Raptor Lake CPU専用のポップアップが導入されたゲームは、Alderon Gamesが開発するPath of Titansです。Alderon Gamesは数週間前にも、Raptor Lake系CPUの不具合によりサーバーや開発用マシンが不具合に直面している事実を公表し話題になっていました。
Path of Titansでは、Raptor Lake系CPUを使用した状態でゲームがクラッシュすると「以下のCPUが検出されました:Core i7-13700K」と表示されます。この警告は、当該CPUがUnreal Engine 5との相性に問題がありクラッシュする可能性があることを説明し、解決方法の詳細が記載されたリンクに飛ぶようになっています。
Alderon Gamesがこのような対応を取った背景には、ゲームが落ちる不具合が発生した際にサポートへの問い合わせを減らすことや、安定性に問題があるとレビューなどに書かれることを防ぐ目的があります。この問題についてはAlderon Gamesだけでなく、WarframeやEpic Gamesも認識しており、ゲームのクラッシュを防ぐための一時的な解決策を提供するなどの対策を行っています。これにより、PCハードウェアに詳しくない一般ユーザーにもRaptor Lake系CPUで発生している不具合について知る機会が増えていると言えます。
Game dev adds in-game crash warning for 13th and 14th Gen Intel CPUs — link provides affected owners instructions to mitigate crashes | Tom’s Hardware
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