Radeon RX 9070 XT は最大3.1 GHzで動作でTDPは270W程度。ゲーミング時の性能はRTX 4080に迫る?

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Radeon RX 9070 XT は最大3.1 GHzで動作でTDPは270W程度。ゲーミング時の性能はRTX 4080に迫る?

AMDでは2025年1月開催のCES 2025でRyzen AI MaxやRyzen 9000X3Dの新製品とともにRDNA4アーキテクチャを搭載するRadeon RX 9000シリーズグラフィックスカードの発表を行うと見られていますが、今回この中で最上位モデルとしてラインアップされるRadeon RX 9070 XTの動作クロックや消費電力やゲーミング時のパフォーマンスに関するリーク情報が登場しました。

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Chiphellで活動するリーカーのzhangzhonghao氏によるとRadeon RX 9070 XTの動作クロックに関してはベースが2.8 GHz程度で、ブーストクロックは3.0から3.1 GHzで動作するようです。この動作クロックは現行のRadeon RX 7900 XTXのベースが1.9 GHz、ブースト時の2.5 GHzと比べるとかなり高めでブースト時に関しては24%もの向上が行われています。また、消費電力に関してはリファレンスモデルは260~270W程度と現行のRadeon RX 7800 XTに近い値ですが、オーバークロックモデルでは最大330W程度に達するモデルもあるとのことです。そのため、オーバークロック耐性に関してはかなり高いと言え、最大3.1 GHzのブーストクロックを超えることも容易になる可能性がありそうです。

なお、肝心な性能ですがすでに出ている3DMarkベンチマークの結果では3DMark Time Spyなどのラスタライズ性能はRTX 4070 Ti並、レイトレーシング性能を測るPort RoyalではRTX 4070 Ti SUPER並の性能が記録されていましたが、zhangzhonghao氏によると実際のゲームで計測したスコアはRTX 4080に対して5%以内の性能になっているとのことです。

このRadeon RX 9070 XTについては70系ということでアッパーミドルレンジクラスになる予定で、価格もRadeon RX 7700 XT相当の8万円台ぐらいで発売となればNVIDIAに対して圧倒的なコストパフォーマンスを示すことができ、大ヒット間違いなしと言えそうです。また、仮にRX 7800 XT相当の9万円ぐらいで発売されてもコストパフォーマンスは高めと言えそうですので、低迷し続けているRadeonグラフィックスのシェアを挽回することができるかAMDにとって、そして消費者にとって注目のグラフィックスカードになると言えそうです。

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この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
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