Radeon RX 9070 XT は2025年1月末に発売。電源はPCIe 8pinを継続
AMDが2025年1月に発表予定のRDNA4アーキテクチャ採用のRadeon RX 9000シリーズについては、最上位モデルとなるRadeon RX 9070 XTが最初に発売されると見られていますが、同グラフィックスカードの発売時期ならびにVRAM速度、電源ポートなど追加のスペック情報などがリークとして登場しました。
Radeon RX 9070 XTではRDNA4アーキテクチャで構成されるNavi 48系列のGPUを採用しますが、GPU名としてはNavi 48 XTX GPUと呼ばれるようで、XTXと付くことからすべてのコアが有効化されていると見られています。また、VRAMに関してはGDDR6を採用しますが、速度は20Gbpsに達する見込みで、256-bitのバス幅を持つことから帯域幅は640 GB/sに達します。
電源に関してはNVIDIAはGeForce RTX 4000シリーズから12V-2×6などの16ピンケーブルを採用していますが、Radeon RX 9070 XTでは引き続き一般的なPCIe 8pinをリファレンスボードには採用するとのことです。
AMDに関してはRadeon RX 9000シリーズなど次世代グラフィックスカード12V-2×6対応に向けた検討はしていたと言われていますが、多くのユーザーが既に持っている電源ユニットは12V-2×6に対応しておらず、PCIe 8pinを12V-2×6に変換するアダプターが必須となります。そのため、グラフィックカードにこの変換アダプターも同梱されていますが、そもそもこの変換アダプター自体、決して安いものではなく、メリットがあまりない割にコストが高くなることからリファレンスモデルでの採用は見送られたものと考えられます。ただ、一部AIB製のカスタムモデルでは12V-2×6が採用される可能性は残されているようです。
なおBenchlifeによるとRadeon RX 9070 XTは2025年1月7日にCES 2025の場で発表されたのち、2025年1月下旬(旧正月前まで)に発売が計画されているとのことです。
TBP 將會超過 300W,AMD Radeon RX 9070 XT 維持 PCIe 8 PIN 設計 | Benchlife
https://benchlife.info/amd-radeon-rx-9070-xt-tbp-will-start-from-300w/
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