Radeon RX 9070 XT と RX 9070 の詳細スペックが判明。VRAMは16GBで最大2.97 GHzで動作

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Radeon RX 9070 XT と RX 9070 の詳細スペックが判明。VRAMは16GBで最大2.97 GHzで動作

AMDでは2025年1月24日にRDNA4アーキテクチャーを搭載するRadeon RX 9070 XTとRX 9070の2モデルを発売すると言われており、リークされているベンチマークなどではラスタライズ性能はGeForce RTX 4080相当、長年弱点として挙げられていたレイトレーシング性能はGeForce RTX 4070 Ti SUPER相当と大幅な性能向上を実現し、競合モデルであるGeForce RTX 5070やRTX 5070 Tiに対抗すると見られています。

そんなRadeon RX 9070 XTとRX 9070についてはCompute Unit数などおおよそのスペックはすでにリークされていましたが、今回はじめてGPUの動作クロックや、Compute Unitに内蔵されるStreaming Processorsの数、そしてVRAMスペックなどの詳細仕様についてリーク情報が登場しました。

スクロールできます
GPUアーキテクチャStream ProcessorsCompute UnitVRAM容量速度バス幅メモリタイプ帯域ベース
ブースト
クロック
PCIe
RX 9070 XT*RDNA 44,0966416GB20 Gbps256-bitGDDR6640 GB/s2.40 GHz
2.97 GHz
PCIe 5.0
RX 9070*RDNA 43,5845616GB20 Gbps256-bitGDDR6640 GB/s2.07 GHz
2.52 GHz
PCIe 5.0
RX 7900 XTXRDNA 36,1449624GB20 Gbps384-bitGDDR6960 GB/s1.92 GHz
2.49 GHz
PCIe 4.0
RX 7900 XTRDNA 35,3768420GB20 Gbps320-bitGDDR6800 GB/s1.38 GHz
2.39 GHz
PCIe 4.0
RX 7900 GRERDNA 35,1208016GB18 Gbps256-bitGDDR6576 GB/s1.28 GHz
2.24 GHz
PCIe 4.0
RX 7800 XTRDNA 33,8406016GB19.5 Gbps256-bitGDDR6624 GB/s1.29 GHz
2.43 GHz
PCIe 4.0
RX 7700 XTRDNA 33,4565412GB18 Gbps192-bitGDDR6432 GB/s1.43 GHz
2.54 GHz
PCIe 4.0

上位モデルのRadeon RX 9070 XTではリークではCompute Unitが64コア搭載することが明らかになっていましたが、その中に内蔵されるStream Processorsは4096コア内蔵され、動作クロックはベースが2.40 GHz、ブーストクロックが2.97 GHzとかなり高めに設定されているようです。

下位モデルのRadeon RX 9070はCompute Unitを56コアを搭載し、Stream Processorsは3584コアで動作クロックはベースが2.07 GHz、ブーストは2.52 GHzと若干抑えられたスペックになっています。

ただ、メモリーは両モデル共に20GbpsのGDDR6を搭載し、バス幅は256-bitで帯域幅は640 GB/sとRadeon RX 7900 GREを上回るスペックを示していることからRX 9070 XTでは4K解像度でも対応できると言え、RX 9070も1440pを上回る解像度でも多くのゲームは快適に動作することが予測されます。

なお、Radeon RX 9070 XTとRX 9070については価格などは明らかにされていませんが、噂ではRTX 5070を下回る設定になると言われているためシェア低迷に苦しむRadeonグラフィックカードを救う存在になり得るのか注目が集まります。

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『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
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