Radeon RX 9060 XT の3DMarkや一部ゲームでの性能が判明。RTX 5060 Ti並に?

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Radeon RX 9060 XT の3DMarkや一部ゲームでの性能が判明。RTX 5060 Ti並に?

AMDはRDNA4アーキテクチャを搭載するミドルレンジグラフィックスカードのRadeon RX 9060 XTをが2025年6月5日(日本では6月6日)に発売予定としており、まもなくレビューなども解禁されると見られていますが、RedditでこのRX 9060 XTをフライングで入手したユーザーが登場し、同グラフィックスカードの3DMarkベンチマーク結果や、オーバークロック性能や消費電力などが明らかになりました。

Radeon RX 9060 XTをフライングで入手したRedditユーザーのuesato_hinata氏によるとRyzen 5 5600と組み合わせた状態で3DMark TimeSpy結果はGraphicsが16333ポイントを記録しています。

3DMark上に記録されているスコアでRyzen 5 5600とGeForce RTX 5060 Ti 16GBを組み合わせた構成では16500ポイント前後が平均的なスコアになっているため、ラスタライズ性能に関してはRadeon RX 9060 XTはGeForce RTX 5060 Tiと同等レベルであると言えそうです。

実際のゲーミングにおいては『黒神話:悟空』のベンチマークモードではレイトレーシングなしの最高画質設定で平均35fpsを、モンスターハンター・ワイルズでは約62fpsを記録しています。この結果については同種のCPUを使ったベンチマーク結果が無いため比較は難しいですが、少なくとも最新のゲームは最高画質で快適にプレイできることは間違い無いと言えそうです。

Radeon RX 9060 XTの定格でのブーストクロックは最大3.13 GHzに設定されていますが、調整を加えると最大3.46 GHzでの動作も可能だったとのことで、オーバークロック耐性に関してもかなり優れていることが示唆されています。一方でメモリーに関しては20Gbps以上に引き上げることは難しいようです。

また、オーバークロック時の消費電力は最大199Wを記録しているとのことですので、オーバークロックをしても消費電力が大幅に上がらないなど電力効率もかなり優れたグラフィックスカードになっていると言えそうです。

Radeon RX 9060 XTは日本では16GB版が6.5万円、8GB版が5.5万円を競合のGeForce RTX 5060 Tiと比べると20%程度安価に販売される予定のため、今後登場するレビューでどのような評価を得られるのか注目が集まります。

ソース

XFX Swift 9060XT 16GB White Benchmarks on old midrange pc | Reddit

https://www.reddit.com/r/Amd/comments/1l0e31z/xfx_swift_9060xt_16gb_white_benchmarks_on_old/#lightbox

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この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 20%安価といわれると、まぁそんなもんか、、と思うけど
    6.5万と8万って言われると、結構差があるな~ってなるな。
    6万台でこれは健闘では。
    というか安価帯の選択肢が他にない

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