AMD Radeon RX 8000シリーズは2025年1月以降発売。 Radeon RX 7000の在庫過多で発売先延ばし
AMDは現行のRDNA3アーキテクチャーを採用するRadeon RX 7000シリーズの後継モデルとして、RDNA4アーキテクチャー採用のRadeon RX 8000シリーズの開発を進めていると言われています。しかし、最近になって同グラフィックカードの発売時期に関する新たな情報が入ってきました。
Moore’s Law is Deadが量販店やAMD、AIB関係者などから入手した情報によると、当初8月から9月にかけて各社AIBなどにRadeon RX 8000シリーズの概要説明が行われていたそうです。ところが、つい最近になってAMDからAIBへ、発売予定が2025年Q1（1月から3月）に延期されたという通知があったとのことです。この発売時期変更の原因は、Radeon RX 7900系で使われているNavi 31 GPUの在庫が積みあがっているためだそうです。Radeon RX 8000シリーズ発売後では、コストパフォーマンスの高さからRX 7900系の競争力が失われてしまうため、AMDはこれらの在庫を捌ききってからRadeon RX 8000シリーズを発売する計画のようです。
実際に量販店から寄せられているRadeon RX 7000シリーズの販売状況については、RX 7600からRX 7800までの売行きは特段悪くないようですが、RX 7900系などのハイエンドモデルはほとんど売れていないそうです。今後、RX 7900系の値下げを行うために、RX 7800なども含めて若干の値下げが見られる可能性があるようです。
Radeon RX 8000シリーズはミドルレンジモデルを中心にラインアップされる予定で、レイトレーシング性能の大幅向上やアッパーミドルレンジでも16GBのVRAMを搭載することで、性能はGeForce RTX 4070 Ti SUPERやRTX 4080にも迫りつつ、価格はRTX 4070程度で発売されると言われています。そのため、このRadeon RX 8000シリーズには大きな期待が寄せられています。低迷しているAMD製グラフィックカードのシェアが挽回できるのか、今後の動向に注目が集まっています。
AMD R7 9800X3D Picture Leak | RDNA 4 Delay | Nvidia RTX 5000 Update | Moore’s Law is Dead
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