PlayStation 6 (PS6)では廉価と高級モデルが存在? 2つのチップセットが開発中
ソニーでは現行のコンソールゲーム機としてPlayStation 5 (PS5)を発売していますが、すでに登場から4年が経過しており約6年おきに新世代モデルが投入されることから3年以内にはPlayStation 6 (PS6)が発売されると考えられており、開発着手が行われているものと見られています。実際に、最近ではReuter通信がPS6向けのチップセットにAMD製が採用されることを明らかにしていますが、このAMD製チップセットについてAMD関係のリーカーからPS6向けに2種類のチップセットが開発されていることが明らかになりました。
実績があるリーカーのKepler氏によると、AMDは次世代ゲーム機のPS6向けに2つのチップセットを開発中とのことです。この2つのチップセットの具体的なスペックなどは不明ですが、コンソールゲーム機専用チップセットの場合はXbox Series XとXbox Series Sのように高級モデルと廉価モデル向けになる可能性があるほか、数か月前に言われていたハンドヘルド型ゲーム機向けチップセットである可能性もあるようです。
ただ、Kepler氏が言うには2つのチップセット間には性能差があり、少なくとも1つは手ごろな価格で入手可能になるような考えのもと作られているようです。
PS5ではライフ前半である2023年までは販売台数がPS4並みを維持できていましたが、ライフ後期である2024年以降は販売台数が鈍化している状況です。この原因は高い価格設定にあると考えられていますが、仮にPS6に廉価版と高級版の2モデル構成となれば発売直後から幅広い層に訴求することが可能となるため、ライフ末期に渡って販売台数の安定化を目論んでいるのかもしれません。
Kepler – There’s two SoCs in development for next-gen PlayStation, not sure if it’s a Series X/S situation or home console + handheld | NeoGAF
コメント
コメント一覧 (3件)
pcエンジンにしても、X−BOXにしても、この手のラインナップすると廃れるイメージしか無いんだが…。
昨今の価格推移を考えると、たかだか3〜4年で「PS5Pro」以上の性能を持った「廉価版PS6」が「手頃な価格(どんなに高くとも、PS5の初期価格程度)」で出せる可能性はゼロに近い。
とはいえ、「性能だけが取り柄」のPSシリーズで「前世代機より低性能な次世代機」はあり得ない。
そう考えると、「PS6」は「PS5Pro」よりちょっとだけ高性能で「10万円前後(或いはPS5Proと同価格)で販売」の「廉価版」と「20万前後で販売」の「高級版」の二本立てかな。
まぁ、いずれにしろ「玩具」の価格ではない。
Xboxで証明された様に「廉価版」は、ゲーム開発に於ける足枷にしかならず、ユーザーにもゲーム業界全体にとって結果的に不幸しか生まない