PlayStation 5 (PS5)が欧州などで再び値下げへ。薄型PS5に向けた在庫処分?
More temporary PS5 price cuts are coming to Europe this week | VGC (videogameschronicle.com)
PlayStation 5(PS5)については2020年11月に発売され、既に登場から3年近くが経過しているため薄型PS5の存在や、改良版PS5の情報、そして値下げに関する情報などが右往左往している状態となっています。
そんなPS5ですが、欧州域内の国の一部で最大€100程度、アメリカでも$50程度のセールがTargetなどアメリカで主要な小売業者の間で7月頃から期間限定で行われていました。
この値下げによって、イギリスではその月のPS5の販売台数は前の月に対して75%増え、前年比では68%増えるなど販売台数に大きく影響する事が明らかになっていますが、ソニーでは8月25日から9月7日にかけて再びセールを行う事が明らかになりました。
価格としては前回と同じく欧州では最大€100、アメリカでは$50程度になる見込みですが、セールの対象となる国や拡大される地域などがあるのかなどの情報は現時点では入ってきておらず、前回と同じく欧州はイギリス、スペイン、ドイツ、フランスなど一部に留まるようです。(当然、日本は対象外)
ソニーがPS5のセールを行う背景としては売れていないからと言う訳ではなく、コロナ禍による半導体供給の制約がありながらも既に4000万台を出荷するなどハードウェアの販売台数としては好調を記録しています。ただし、2023年9月から10月の間に薄型PS5などが登場すると言われています。そのため、ソニーとしては既存のPS5が薄型PS5発売後に投げ売り状態で販売されるなどし、薄型PS5の売上にも響く様な事態を防ぐために在庫状況を見ながらこのようなセールを実施しているものと見られています。
ちなみに、日本では例え在庫残っていたとしても円安の影響により欧州やアメリカの様な値下げは難しく、良くてバンドル(コントローラーやソフト追加)が限度では無いかと考えられますが、薄型PS5の登場が近づくにつれて販売台数を増やすためのキャンペーンなどが執り行われるかもしれませんのでPS5購入を考えている人は動向に注視しておいた方が良さそうです。
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