2月25日から北米で発売開始となるNVIDIA GEFORCE RTX 3060ですが、メーカー希望小売価格は北米で$329、欧州では€329、日本では49800円からとなっていますが、欧州では既に希望小売価格を50~75%上回る価格で通販などに掲載されているとの事です。
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欧州の小売店では希望小売価格の50%上回る価格で掲載中
Retailers already increasing pricing on GeForce RTX 3060 before it is even released – VideoCardz.com
2月25日から発売が開始されるNVIDIA GEFORCE RTX 3060ですが、欧州でのメーカー希望小売価格は€329からとなっています。しかし、発売前にも関わらず一部の小売店では既に希望小売価格を50~75%上回る価格で掲載され、予約が受け付けられているとの事です。
NVIDIAではメーカー希望小売価格を維持するように販売店などへは勧告しているものの、価格について制限を課すことはできないため頭を悩ませているようです。そのため、NVIDIAや各ベンダーなどは定価販売を行う小売店に優先的な出荷を行う事をしているようですが、小売店側では定価での予約を受け付けた後に、改めて希望小売価格を大きく上回る価格で再予約させる例などが見られているとの事です。
また、既に掲載されているRTX 3060についても、2月上旬時点ではZOTAC製RTX 3060は既に希望小売価格を上回った€490と€599の製品が並んでいましたが、2月15日時点で同じ製品を見ると€689、€699にそれぞれ値上げがされていたとの事です。
売れ筋として最大割り当てで生産されるRTX 3060だが・・・
NVIDIA GEFORCE RTX 3060はRTX 3000シリーズの中で多くのユーザーを取り込めるメインストリーム向け製品となっています。そのため、NVIDIAではRTX 3000シリーズの中では最大の生産割当がされているとの事ですが、仮想通貨ブームやステイホーム需要によるGPU需要の急激な上昇により需要を満たせるだけの供給が出来るかは不明です。そのため、小売店などではその高い需要を絶好の好機ととらえ販売価格が希望小売価格を大きく上回る状況は続きそうです。
NVIDIA GEFORCE RTX 3060は日本でのメーカー希望小売価格は税込み49980円からとなっており、北米や欧州の価格に比べたら既に30~50%程度高い価格になっていますが、これを更に上回る価格で販売がされるようであれば個人的にはもう半年ぐらい待った方が得策な気がします。
ただ幸い、日本では炎上しやすいお国柄のため、ソフマップ、ドスパラ、パソコン工房など有名なPCパーツ販売店ではメーカー希望小売価格を大きく逸脱した価格での販売は行われない傾向にあります。特にTwitterなどSNS上では希望小売価格以上で売る行為は転売行為と同義で捉えられる事も多いため、大手ほどこのようなイメージ低下に繋がる事を避けると考えられます。
そのため、RTX 3060の深夜販売などが実施される場合、手堅く手に入れる機会だと考えられますので積極的に参加する事をオススメします。
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