Google Pixel 9a は充電サイクルに応じて最大電圧を調整。電池容量の減少や充電時間が伸びる見込み
Googleが4月に発売するPixel 9aは5100mAhと言うPixelシリーズ最大級のバッテリー容量を持つモデルになっており、これに伴い充電速度も従来までの15Wから最大23Wに向上しています。ただ、この充電速度の向上に伴い、使用状況によっては新品時と同じレベルのパフォーマンスを維持することが困難になり2年ほどで劣化が進む可能性があることからGoogleはPixel 9aから新たに『バッテリーの健全性アシスタント』と言う機能を投入するようです。
リチウムイオン バッテリーは消耗品であるため、最終的には交換が必要です。Google Pixel 9a では、適用されるソフトウェア アップデートにより、使用年数が長くなっても長期的にバッテリーの健全性とパフォーマンスを自動で管理できます。このソフトウェアは、バッテリーのパフォーマンスと劣化を安定させるため、200 回の充電サイクルから 1,000 回の充電サイクルまで段階的にバッテリーの最大電圧を調整します。
バッテリーは、使用年数が長くなるにつれて駆動時間が少しずつ短くなります。バッテリーの健全性アシスタントは、調整された容量に基づいてスマートフォンの充電速度も調整します。なお、バッテリーの充電性能が若干変化する場合があります。Google Pixel 9a のバッテリーの健全性アシスタントの設定は、ユーザーがカスタマイズすることはできません。
Google Pixel ヘルプ
このバッテリーの健全性アシスタントはバッテリーの充電サイクルによって挙動を変える仕様になっており、バッテリー充電サイクルが200回を超えると自動的にバッテリーの最大電圧を制限し始め、その後は充電サイクルが1,000回に到達するまで最大電圧を徐々に下げると言う仕組みになっています。
これによりバッテリーの寿命が延びるようになっていますが、背反としてバッテリー充電容量が意図的に減少すると共に、バッテリーの充電速度も調整されるとのことです。そのため、バッテリーの充電速度も使用するにつれて伸びる可能性があります。
なお、このバッテリーの健全性アシスタントはユーザー側が自由に調整することはできない仕様になっており、Googleがあらかじめ設定のみで動作することになります。そのため、バッテリー寿命を犠牲に最大パフォーマンスを発揮すると言った使い方はできなくなりますが、Pixel 9aのユーザーは主にライトユーザーが多いことからパフォーマンス重視より寿命の方が優先されると言え大多数のユーザーにとってはメリットのある機能と言えそうです。
Google Pixel のバッテリーについて | Google Pixel ヘルプ
https://support.google.com/pixelphone/answer/15738128?hl=ja&sjid=3903465937904636653-NC
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