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Google Pixel 9シリーズ全モデルの本体と分解写真が登場。充電速度が高速化?

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Google Pixel 9 Pro Foldを含むPixel 9シリーズ全モデルの本体と分解写真が登場。充電速度や電池容量も判明

Google Pixel 9シリーズは2024年8月13日に正式発表される予定で、発表まで1か月を切りました。台湾の電波認証当局NCCにて、Pixel 9シリーズとして発売されるPixel 9、Pixel 9 Pro、Pixel 9 Pro XL、Pixel 9 Pro Foldの4モデルすべての本体写真、基板を含めた分解写真、そして電池容量や充電速度などのハードウェア関連の詳細情報がすべて明らかになりました。

Pixel 9 Pro Fold

Pixel 9 Pro Foldに関しては、これまで本体のイメージ画像のみが出ていましたが、実機写真はリークされていませんでした。今回NCCに掲載された画像により、デザインの詳細が明らかになっています。

デザイン面では、他のPixel 9シリーズと比べてカメラバイザーが横長から正方形に変更されています。これは折り畳み用のヒンジとの干渉を避けるためと見られます。ただし、カメラ自体はPixel 9 Proと同じくメインカメラ+望遠+広角で構成されています。

現行のPixel Foldとの違いとしては、デザイン以外に内側の画面のベゼル幅が薄くなっている点や、インカメラの位置が右上から右端のパンチホール型に変更されている点が挙げられます。NCCに掲載された展開時の画像では、内側画面の折り目もPixel Foldより改善されているようです。

Pixel 9 Pro Foldのバッテリー容量は4560mAh(1183mAh + 3377mAh)で、Pixel Foldより3.5%ほど減少しています。これはベゼルの薄型化やカメラモジュールの巨大化が影響していると考えられますが、より省電力性が向上したTensor G4チップセットが搭載されるため、バッテリー持続時間はPixel Foldより伸びると予想されます。

充電速度は最大20.25Wで、こちらもPixel Foldの22.5Wよりやや遅くなっています。

Pixel 9

Pixel 9は既に本体の画像がリークされており、今回の画像で特に変化は見られません。ただし、今回の分解写真からは、今までのPixel 8シリーズとは本体の構造が大きく変わっている可能性があります。Pixel 8シリーズでは背面ガラスが本体フレームに接着されていたため、破損すると本体交換以外に修理方法がありませんでした。しかし、Pixel 9では背面ガラスが取り外せる構造になっており、NFCとワイヤレス充電パッドもモジュール式で取り外せるようになっています。このため、Pixel 8に比べて修理のしやすさが格段に向上しています。

Pixel 9のバッテリー容量は4558mAhで、Pixel 8から1.5%ほど増加しています。充電速度は24Wで、Pixel 8と同等です。

Pixel 9 Pro / Pixel 9 Pro XL

Pixel 9 Pro

Pixel 9 Pro XL

Pixel 9 ProおよびPixel 9 Pro XLについても本体画像がリークされているため、目新しさはありません。しかし、こちらも本体の分解写真が掲載されており、Pixel 9と同じく背面ガラスが取り外し可能な形に改められています。NFCやワイヤレス充電機能もモジュール化されているため、修理が容易になっています。

Pixel 9 Proのバッテリー容量は4558mAhで、Pixel 9と同じです。Pixel 8に対して1.6%増加しています。一方、Pixel 9 Pro XLは4942mAhで、Pixel 8 Proの4950mAhとほぼ同等の容量です。

充電速度はPixel 9 Proが25.2Wで、Pixel 8 Proの27Wと大きな違いはありません。しかし、Pixel 9 Pro XLは最大32.7Wで充電が可能になり、Pixel 8 Proより高速化が図られています。

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Google Pixel 9 Pro Foldは今回初めて実機写真が公開されましたが、デザイン面ではPixel 9シリーズと共通化が図られており、一目でPixelシリーズと判別できるデザインになっています。また、Pixel Foldで厚めだったベゼルも薄型化されているため、サムスンなどの折り畳みスマートフォンに対しても競争力を持つことができるでしょう。

Pixel 9やPixel 9 Pro/Pro XLについては既に数か月前からリーク画像が出回っていますが、今回掲載された分解写真から、背面ガラスの交換が容易な構造に改められている点は大きな改善と言えます。近年、アメリカや欧州では「修理する権利」が重要視されており、Appleも修理のしやすさに力を入れているなど、この傾向が強まっています。そのため、Googleも今回のPixel 9シリーズで修理が行いやすい構造に変更したと考えられます。

ソース

Giant Pixel 9 leak gives us our first real-world look at the Fold | Android Authority

https://www.androidauthority.com/google-pixel-9-pro-fold-ncc-3461263

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この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
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