OnePlus 13はLPDDR5Xを24GB搭載。一般的なノートPCよりも大容量メモリ搭載へ
OnePlus 13は、Qualcommの最新フラグシップチップセットであるSnapdragon 8 Gen 4を搭載する最初のスマートフォンの1つになると予想されています。数日前には、Geekbench 6のベンチマークでApple A18 Proを上回り、ノートPC向けのApple M1 Proに迫るような驚異的なパフォーマンスを記録することが明らかになりました。さらに、このOnePlus 13では、非常に高速なチップセットに加え、ローカルでの生成AIなどに対応すべく、24GBのLPDDR5Xメモリを搭載することが明らかになりました。
数码闲聊站氏によると、OnePlus 13は、Snapdragon 8 Gen 4を搭載するスマートフォンとして、唯一24GBのLPDDR5Xを搭載する予定です。大容量メモリにより、生成AIなどメモリを大量に使うソフトの利用が可能になるとのことですが、この大容量メモリ搭載により価格は高騰する見通しです。
Snapdragon 8 Gen 4では、LPDDR5Xより高速なLPDDR6と組み合わせることも可能でしたが、コストと容量を天秤にかけるとLPDDR5Xの方が優れているため、多くのスマートフォンではLPDDR5Xを採用すると見られています。ただし、容量については、一般的には16GBが標準的になる一方で、OnePlus 13で採用される24GBは、かなり大きな容量です。AppleのMacBookなどの初期構成の8GBに対して3倍、ここ最近のWindows 11搭載ノートPCで見られる16GB構成をも上回る容量で、驚異的な容量と言えます。
ただし、このメモリ容量の増加により、生成AI用途ではより快適かつ高速な動作が可能になることが期待できますが、そもそも生成AIをローカルで動作させるアプリは少ないほか、クラウドベースで行った方が高速かつ多機能な生成AIが利用できるため、この24GBのメモリが単なるハードウェア自慢だけのためではなく、ユーザーの利便性を向上させることに繋がるかは、現時点では明確ではないと言えます。
数码闲聊站 | Weibo
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