OneDriveで見知らぬアカウントから大量のファイルやフォルダが共有され、非表示やスパム報告もできない不具合が2025年12月から発生しています。Microsoftは1月末までの修正を予告していましたが、数か月が経過した現在も解消されていない模様です。
OneDriveのスパム共有が止められない不具合が長期化
2025年12月初旬から、OneDriveの個人アカウントに対してボットと見られるアカウントから大量のファイルやフォルダの共有通知が送られてくるという報告が相次いでいます。この不具合はWindows、Mac、Androidのいずれでも発生が確認されています。

非表示にしてもリロードで復活。ブロック手段もなし
Microsoftはメールのスパム対策は実施されていますが、OneDriveのファイル共有にはそうしたフィルタリングが及んでおらず、Microsoftアカウントのメールアドレスさえ分かれば誰でもファイルを共有できる仕様上、国や言語に関係なく影響を受けると見られています。
また、OneDriveの個人アカウントでは不明なユーザーからのファイル共有を事前にブロックする設定が存在しないため、不審なファイルの共有を受けてしまうと「共有リストから非表示」や「スパムとして報告」で対処をしてもページを更新するとファイルが再び表示されるほか、報告時にエラーが発生するケースも多く報告されています。さらに、1日あたり数十件のスパム共有を受け取るユーザーもおり、1件ずつしか対処できない仕様も相まって実質的に対応不能な状態となっています。
Microsoftは2026年1月にこの問題を認め、1月末までに修正する見通しを示していました。しかし、サポートページはその後更新されておらず、3月末時点でもフォーラムへの苦情が続いていることから、問題は未解決のままとみられます。
なお、共有されたファイル自体はOneDriveのストレージ容量を消費するものではなく、リンクを開かない限り直接的な被害は生じません。しかし、リンク先には不審なファイルが配置されている可能性があるため、もし被害を受けた場合は現時点では触れずに放置するのが最善策といえます。


コメント