CES2022にて発表され、2022年1月27日に発売が開始される予定のエントリー向けグラフィックスカード、NVIDIA GeForce RTX 3050ですが、初回の在庫量についてはRTX 3060やRTX 3060 Tiに比べて多く供給される予定となっているようです。
エントリー向けグラフィックスカード、GeForce RTX 3050
NVIDIAはCES2022にてハイエンドモデルのGeForce RTX 3090 TiとエントリーモデルのGeForce RTX 3050を発表しましたが、この中でエントリーモデルのRTX 3050は1月27日に発売が開始される予定となっています。
このRTX 3050については、エントリー向けの50番代モデルではじめてレイトレーシングに対応したモデルとなっており、低い価格帯での登場や高い入手性が期待されていますが、入手性の面においては初回在庫においてはRTX 3060やRTX 3060 Tiより多くなる見込みとのことです。
初回在庫は潤沢に用意。RTX 3060やRTX 3060 Tiを超える量を用意。
中国の半導体関係の情報を扱う掲示板、Board channelsにてGeForce RTX 3050の初回在庫に関する情報が掲載されました。
Board channelに掲載された情報によると、NVIDIAではGeForce RTX 3050の初回出荷の確保に努めており、各社AIBに対して大量の供給を行なっているとのことです。
出荷量としては、GeForce RTX 3060やRTX 3060 Tiが現在出荷されている量を超えると見られているため発売時の入手性に関しては今まで発売されたGeForce RTX 3000シリーズの中で最も良いと見られています。
初回在庫を逃すとしばらく入手困難になる可能性アリ
GeForce RTX 3050については、初回在庫は豊富に用意される見込みとはなっていますが、RTX 3050の発売日である1月27日は中国の大型連休である春節(2月1日)の数日前と言うことで、初回在庫が売り切れた後の入荷について2から3週間程度かかる可能性があります。
初回在庫が捌けた後の入手性については若干ながらも困難となる事が予想されるためRTX 3050の購入を検討している方は発売日に注文または店頭での購入をする必要がありそうです。
NVIDIA GeForce RTX 3050のベンチマーク出現。GTX 1660 Ti相当のスコアに
GeForce RTX 3050については価格はまだ不明なものの、GTX 1660と同程度の価格になると見られているため、最近発売されたグラフィックスカードで定番となっているレイトレーシングやDLSSなど対応するモデルとしては安価な価格設定になると見られているため、初回在庫は多いとはいえ売り切れになる可能性はあるかもしれません。
ただ、初回在庫を逃しても3月から4月にかけてIntelの新グラフィックスカード、Arc Alchemistが発売されるため、その価格次第ではRTX 3050などのグラフィックスカードの価格は発売日より安くなる可能性はあります。
2021年のグラフィックスカード不足を経験していれば、発売日に買うのが正解と言えそうですが、2022年は徐々にグラフィックスカードの在庫も上向く傾向にあると言われているため待った方が正解と言うパターンもあり得るため、RTX 3050を買うつもりで居ても少し迷う展開とはなりそうですね。