NVIDIAとMediaTekがハンドヘルド型ゲーム機向けのチップセットも共同で開発中?

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NVIDIAとMediaTekがハンドヘルド型ゲーム機向けチップセットも開発中?

NVIDIAとMediaTekはQualcommのSnapdragon Xシリーズに対抗するため、Windows 11 on Armに対応するノートPC向けチップセットを共同開発中で、2025年にも市場投入される可能性があるというリークが登場していましたが、共同開発はノートPC向けだけに留まらず、Steam Deckといったハンドヘルド型ゲーム機に焦点を当てたチップセットも開発している可能性があるようです。

リーかーのAGF氏によるとNVIDIAではNintendo Switchといったハンドヘルド型ゲーミングデバイスの成功に対して商機があると読んでいるようで、Windows on Arm向けで手を組むMediaTekとハンドヘルド型ゲーム機に焦点を置いたチップセットの開発も進めているとのことです。既にこのチップセットについては中国に拠点を置くクライアントから採用の検討が行われているようです。

ハンドヘルド型ゲーム機はSteam DeckやASUS ROG Allyなど徐々に普及し始めており、AMDはGPU性能を強化したStrix Haloの低消費電力版を作っていると言われるなど性能向上に伴い市場規模が今以上に増えることが予想されます。

ただ、MediaTekと組むためCPUはArmアーキテクチャーになることは確実で、そうなればPCゲームをプレイする場合はパフォーマンスに影響があるエミュレーション動作を強いられます。また、新規ハードウェアをであるため、NVIDIAとMediaTekのためにArm対応化を進めてもらえるかも不明です。

しかし、2024年から2025年には同じくArmアーキテクチャーを搭載するNintendo Switch 2も投入予定で、Switch 2を含めたマルチプラットフォームタイトルであればArmへの対応も行われ、NVIDIAとMediaTekのチップセットに対応したゲームも投入も行われやすくなりそうです。こういった点からもNVIDIAは商機があると考えているのかもしれません。

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NVIDIAとMediaTekがノートPC向けのArmプロセッサで手を組むという話はありましたが、その分野はハンドヘルド型ゲーム機にも拡大されているようでどのようなハードウェアになるのか気になるところです。特にArmは消費電力が低いためハンドヘルド型ゲーム機との相性はよく、Strix Haloを搭載するハンドヘルド型ゲーム機よりバッテリー持続時間の観点では有利と言えそうです。あとは対応ゲームをどれだけ出せるかですが、この辺りは上述の通りArmアーキテクチャーを使うNintendo Switch 2の存在もあるのでNVIDIAの働きかけ次第なところもありますが、AAAタイトルなどであればあまり困らないかもしれません。どちらにせよ、面白い取り組みでもあるのでComputex 2024で何か発表があるのか注目です。

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