NVIDIAでは2022年秋以降にAda Lovelaceアーキテクチャーを採用するGeForce RTX 4000シリーズを発売予定ですが、この中で最上位モデルとなるGeForce RTX 4090の動作クロックに関するリーク情報が出現しました。
GeForce RTX 4090の動作クロック判明
NVIDIAでは2020年9月2日にGeForce RTX 3080などAmpereアーキテクチャーを採用したRTX 3000シリーズの発表を行いましたが、その後継モデルであるAda Lovelaceアーキテクチャーを搭載するGeForce RTX 4000シリーズが2022年秋以降に発表される事が予定されています。
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このGeForce RTX 4000シリーズの中で最上位モデルとなるGeForce RTX 4090については16384基のCUDAコア、21Gbps、384-bitで接続されるGDDR6Xを24GB搭載し、TDPについては450W程度になると言われていますが、今回このRTX 4090の動作クロックに関するリーク情報が出現しました。
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ブースト時は2520 MHzで動作。最大2750 MHzまで動作も可能な模様
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RTX 4090, AD102-300-A1, 16384FP32, 384bit 21Gbps 24G GDDR6X, 450W, base 2235 boost 2520 actual max >2750;
RTX 4080, AD103-300-A1, 10240FP32, 256bit 21Gbps 16G GDDR6X, 420W,
RTX 4070, AD104-275-Kx(x is a number)-A1, 7168FP32, 160bit 18Gbps 10G GDDR6, 300W.— kopite7kimi (@kopite7kimi) July 4, 2022
ここ数週間、GeForce RTX 4000シリーズに関するリークを出しているkopite7kimi氏がRTX 4090のコア数やバス幅に加え今回新たに動作クロックに関する情報をリークしています。
RTX 4090に関してはコア数が16384基ありますが、動作クロックとしてはベースが2235 MHz、ブーストクロックが2520 MHzに設定される見込みとの事で、さらにGPUの性能的には2750 MHz程度までブーストクロックを引き上げる事が可能との事です。
現行のRTX 3090ではベースが1395 MHz、ブーストが1695 MHzという事で、動作クロックが50%~60%向上しています。また、最大動作クロックについてもRTX 3090では2100 MHzが限界であった事からこちらも33%向上しています。
既に判明している16384基のCUDAコアと今回新たに判明した動作クロックで浮動小数点演算能力を見るとRTX 4090では約90 TFLOPsにも及ぶと見られており、RTX 3090の35.7 TFLOPsに対して倍以上の性能を持つ事になるようです。
NVIDIA GeForce RTX 4000シリーズに関しては動作クロックが大きく上がり、2 GHzを超えるというリークは何度かありましたが、今回判明した通りブースト時は2.5 GHzぐらいで2.7 GHz程度であれば特に問題なく動作する可能性があるようです。
CUDAコアが16384基とRTX 3090 Tiより更に増えていますがこれに追加で動作クロックも上がるとなるとTDP 450Wで収めるのが困難なように思えますがkopite7kimi氏のリークでは450W据え置きとなっているので消費電力喰いすぎで何度も話題に挙がったRTX 4000シリーズですが想定以上に電力効率については高いのかもしれませんね。
コメント
コメント一覧 (1件)
最大発熱量も調べて欲しいですね。