NVIDIA GeForce RTX 4060の消費電力はRTX 3070越えの220W以上に

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NVIDIAでは2022年夏ごろからGeForce RTX 4000シリーズをリリースする見込みですが、この中でミドルレンジ向けとして発売が予定されているGeForce RTX 4060について消費電力が従来より大幅に上がるようです。

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GeForce RTX 4000シリーズとミドルレンジのRTX 4060

NVIDIA GeForce RTX 4060 reportedly consumes more power than RTX 3070 (220W) – VideoCardz.com

NVIDIAでは2022年夏ごろからTSMC 4nmを採用した最新鋭アーキテクチャーであるAda Lovelaceを採用したGeForce RTX 4000シリーズを発売する予定となっていますが、このモデルではハイエンドモデルは現行のRTX 3090の2倍以上のパフォーマンスを発揮すると見られていますがその分消費電力も大きく上がる見込みで、最上位モデルのTITANでは最大900W、RTX 4090では消費電力が600W、RTX 4080でも450Wと言うリークも出ており性能の伸びしろより消費電力の高さに関心が寄せられている状況です。

そんな、GeForce RTX 4000シリーズですが、ミドルレンジモデルとして登場が予定されているGeForce RTX 4060の消費電力について情報が明らかになりましたが、ハイエンドモデルと同じく消費電力については大きくなる方向のようです。

RTX 4060の消費電力はRTX 3070の220Wを超える見込み

GeForce RTX 4060の情報はkopite7kimi氏から出現しており、ツイートでは『RTX 4060の発売時期はもうどうでも言い。それよりRTX 3070より消費電力の高いRTX 4060の性能が非常に気になる』と記載がされています。

RTX 3070はRTX 3000シリーズの中ではアッパーミドルレンジに位置するモデルで、TDPは220W、価格帯は本来は6~7万円クラスのグラフィックスカードとなっています。一方で、RTX 4060の前世代モデルにあたるRTX 3060ではTDPは170Wという事で、もしRTX 4060が220Wを超えるとなると消費電力は50W以上も増える事となりRTX 3060やRTX 2060から乗り換えを検討しているユーザーは場合によっては電源ユニットの買い替えなどが必要になってくるかもしれません。

ミドルレンジのグラフィックスカードであるはずのGeForce RTX 4060でも220Wを超えてくるのはなかなかな衝撃がある話だと個人的には思いました。今後はミドルレンジ向けでも電源容量は600W以上は必要となってくると見られますが、Mini-ITXなど小型ゲーミングPCを運用するユーザーではグラフィックカードにはミドルレンジモデル、電源には高価なSFX電源を使うケースが多く、このRTX 4060の220W超えと言う話の影響はかなり大きい気がします。

ミドルレンジモデルのRTX 4060で220W以上と言われると最上位モデルが450Wに収まるという事は考えられず、RTX 4080クラスで400W、RTX 4090で600W、TITANで900Wと言う構成でもあまり驚かない気がしてきました。

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この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
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