Nintendo Switch 2 を改造すると再起動ループに陥る模様。文鎮化は本当?

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Nintendo Switch 2 を改造すると再起動ループに陥る模様。文鎮化は本当?

2025年6月5日に発売されるNintendo Switch 2に関連してか、アメリカの任天堂では2025年5月に更新したNintendoアカウントの利用規約にて、本体の改造などを行った場合、Nintendoアカウントのサービスまたは対応する任天堂デバイスが永久的に利用不可になる文言が追加されています。そのため、この利用規約登場後はNintendo Switch 2は何かしらの改造を行うと文鎮化するように細工が施されているのではないかと言われていましたが、どうやら実際にNintendo Switch 2をフライングで入手したハッカーによると改造により文鎮化する可能性がかなり高いことが明らかになりました。

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Nintendo Switch 2のルート化などを試みる掲示板の情報によると、Nintendo Switch 2をフライングで入手したハッカーから寄せられた情報としてMIG Switchなど非公式なサードパーティ製ツールなどを動作させた場合、Nintendo Switch 2は即座にロックアウト状態となり、再起動ループに陥ったとのことです。

また、Nintendo Switch 2のフラッシュストレージを物理的にデバイスと接続し、信号のやり取りの解析を試みたハッカーも、この作業過程でロックアウト状態となり、再起動ループに陥ったとのことです。特に、このフラッシュストレージに関してはスキャンツールなどを繋いだ際に発生する電圧変化を検知できる設計になっている可能性があるようで、ソフトウェア面のみならず、物理的にも改造を防ぐ仕組みが導入されているようです。

なお、これらの改造を試みたユーザーは任天堂から提供されたNintendo Switch 2のテスト機材を用いていたようで、再起動ループに陥るとファームウェアの再インストールなども行えない状態になりそのまま任天堂に送るしか修理する方法はなかったとのことです。また、その後はテスターには不正改造された形跡があったとして、本体代を請求されたとのことで任天堂からも不正改造を試みたかが分かる仕様になっていることが示唆されています。

今回の掲示板に投稿された情報は、具体的な証拠となるスクリーンショットなどが提示されていないため、現時点ではその信憑性について話半分程度に捉えておく必要がありそうです。とはいえ、任天堂がハードウェアやソフトウェアの不正な改造に対して極めて厳しい姿勢で臨んでいることは周知の事実で、Nintendo Switch 2の発売前に文鎮化の可能性を示唆する利用規約を導入したことからも、非正規のゲームカートリッジや、基板に直接接続するタイプの改造用デバイスなどを使用した場合に本体を起動不能にすることで、改造に必要な解析作業そのものを初期段階で阻止しようという、より強固な対策を講じている可能性が高いと考えられます。

結果として、Nintendo Switch 2で不正な改造が可能になるまでの期間は、初代Nintendo Switchよりも大幅に長くなることが予想されます。これは、普通のユーザーにとっては、オンラインプレイなどでチート行為に遭遇するリスクが大幅に低減され、より安心、快適にゲームを楽しめる環境が提供されることを意味すると言えそうです。

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この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
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コメント

コメント一覧 (1件)

  • > このフラッシュストレージに関してはスキャンツールなどを繋いだ際に(中略)
    > ソフトウェア面のみならず、物理的にも改造を防ぐ仕組みが導入されているようです。

    ブート領域を破壊するトリガーが判るまでは任天堂へ修理に出すわけにもいかないから、高価な文鎮が山積みになるのか。

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