Nintendo Switch 2 で発売されるサードパーティー製タイトルは最大73GBに
2025年6月5日に発売されるNintendo Switch 2では本体内蔵ストレージが256GBに拡大された一方で、ここ最近のゲームでは必要とするストレージサイズが大きいことからストレージ容量を拡張するMicroSD Expressカードを検討するユーザーも多いと見られています。
Nintendo Switch 2 で話題の MicroSD Express について性能や仕様を解説
しかし、このMicroSD Expressは新しい規格であり、性能が大幅に向上している反面、価格は依然として高価です。現在主流の256GBモデルでも6,000円~7,000円程度と、同容量の高性能な従来型MicroSDカードと比較して2~3倍近い価格となっています。そのため、価格がこなれてくるまでは可能な限り本体ストレージで運用したいところですが、今回、Nintendo Switch 2向けに発売される予定のファーストパーティおよびサードパーティ製タイトルの一部について、必要となるストレージ容量が明らかになってきました。
ファーストパーティー製タイトルのストレージ容量
タイトル | 必要ストレージ容量 |
---|---|
マリオカート・ワールド | 23.4GB |
ドンキーコング・バナンザ | 10 GB |
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド* | 合計23.2 GB (9.8 GB + 13.4 GB) |
ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム* | 合計21.8 GB (3.6 GB + 18.2 GB) |
スーパー マリオパーティ ジャンボリー* | 合計14.2 GB (7.7 GB + 6.5 GB) |
星のカービィ ディスカバリー* | 合計16.7 GB (11 GB + 5.7 GB) |
Nintendo Switch 2 のひみつ展 | 2 GB |
*Nintendo Switch 2用アップグレードパック
Nintendo Switch 2向けに新規開発されたファーストパーティタイトルを見ると、『マリオカート・ワールド』が最大の23.4GBで、他のタイトルは10GB台と、比較的容量は抑えめです。現行Switch向けタイトルのグラフィック等を強化したアップグレード版についても、『ゼルダの伝説』シリーズで20GB台前半、その他も15GB前後と、こちらも極端に大容量化しているわけではないようです。仮に、今回判明したファーストパーティタイトルを全てインストールしたとしても合計は約112GBとなり、Nintendo Switch 2の本体ストレージ(256GB)にはまだ余裕がある計算になります。
サードパーティー製タイトルのストレージ容量
タイトル | 必要ストレージ容量 |
---|---|
Cyberpunk 2077 アルティメットエディション | 56.8 GB |
Hitman World of Assassination | 61.5 GB |
龍が如く0 誓いの場所 Director’s Cut | 47 GB |
スプリット・フィクション | 73 GB |
ソニック × シャドウ ジェネレーションズ | 23.4 GB |
Madden NFL 26 | 61.9 GB |
RAIDOU Remastered: 超力兵団奇譚 | 17.0 GB |
Fortnite | 29.2 GB |
一方、サードパーティ製タイトルは、PCやPlayStation 5などから移植されるケースが多いためか、データ容量が大きくなる傾向が見られます。『Cyberpunk 2077』、『Hitman』、『スプリット・フィクション』といったタイトルはいずれも55GBを超えており、これらを数本インストールするだけで本体ストレージの多くを消費してしまいます。基本プレイ無料の『Fortnite』も、現行Switch版の約15GBに対し、Switch 2版では約2倍の29.2GBが必要となるようです。
そのため、サードパーティー製タイトルを主にプレイしようと考えているユーザーに関しては本体ストレージのみで運用する場合、重量級タイトルの場合は3タイトル程度しかストレージに入らず、発売直後から様々なゲームをダウンロードしたい場合はMicroSD Expressカードの追加購入がほぼ必須となりそうです。
なお、6月5日のローンチタイトルとされる『ホグワーツ・レガシー』など、まだ必要容量が明らかにされていないサードパーティタイトルも多く存在します。今回判明したタイトルの中には、PS5版などと比較して容量があまり削減されていないものも見られるため、今後、タイトルによっては100GB近い、あるいはそれを超えるものが出てくる可能性も十分に考えられます。そのため、サードパーティー製タイトルを数多く楽しみたいユーザーは、現在主流のMicroSD Expressカードが256GBであることを考えると複数枚購入するか、プレイし終えたゲームデータをこまめに削除・管理するといった工夫が必要になるなど不便を強いられる状況となりそうです。
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コメント
コメント一覧 (1件)
もうちょっと削減できんもんかね