次世代 PlayStation Portable (PSP2) の性能はPS5に劣る? 15Wの3nmチップを搭載
ソニーでは2027年以降に発売されると言われているPlayStation 6 (PS6)の登場に合わせてハンドヘルド型ゲーム機(仮称:PSP2)の開発を行っていることが過去のリークで明らかにされていますが、リーカーよりこのPSP2の性能や搭載されるチップセットの製造プロセス、消費電力などの一部情報が明らかになりました。

リーカーのKeplerL2氏によると、PSP2に搭載されるチップセットはPS6と共通設計となる見込みのため、ソニーがカスタマイズしたAMD製APUを採用すると見られていますが、チップセットの製造はTSMC 3nmなどの先端プロセスを採用しつつ、TDPは15W程度に設定されるようです。
TDP 15Wはハンドヘルド型ゲーム機で有名なSteam Deckと同じですが、ASUS ROG Ally Xなど最新鋭のハンドヘルド型ゲーム機ではTDP 30Wでも動作するケースもあるためかなり低めに抑えられているようです。ただ、ROG Ally Xなどはハンドヘルド型としては筐体サイズがかなり大きいため、PSP2のように大衆向け製品として発売するうえで筐体サイズと冷却、バッテリー持続時間との兼ね合いから15W程度と低めに設定されている可能性がありそうです。

このPSP2に内蔵されるチップセットの性能については過去に登場しているリークの通りPS5を動かすことが出来るとのことですが、消費電力低減のためにCompute Unitが確実に40コアよりは少なくなるほか、帯域幅などが低められていることからPS5のタイトルでも解像度やFPSなどは低めに動作する可能性が高いとのことです。
PSP2はPS6と共に2027年から2028年に発売されると見られていますが、ハンドヘルド型デバイスと言う関係上、PSP2とPS6の性能差は非常に大きなものになると見られています。そのため、PSP2ではPS5のタイトルは動くものの、PS6タイトルがどの程度まで動くのか、またゲーム開発者に対してどのように扱ってもらう狙いがあるのかなどは今後注目すべき点と言えますが、このあたりはハードウェア構成が決まってから明らかになっていくものと考えられるため、今後の動きに注目が集まりそうです。
Do you agree with Chatgpt that PS6 portable can match the power of PS5 in all parameters by 2028? | NeoGAF
コメント
コメント一覧 (1件)
後2年あるから性能上がって欲しいが、製造開始時期や部品の調達の関係でそうもいかないのだろうな。
そもそもPS6のソフトが動くとは思ってないし、5も無理なのは仕方無い、VITAでは無くPSP路線で行くのならメインは独自ソフトになるのかな。
ただ、Switch2一強で成功はしないと思う。
VITAのStoreが存続しそうなのと、出来ればVITAも遊べれば良いなぁ、背面タッチは無くなるだろうけど。